ぬか床15日目。
「キュウリのぬか漬け」はぬか漬けとして鉄板なわけですが、その最適な漬け時間を見つけるため、「12時間漬け」と「24時間漬け」(どちらも常温)を食べ比べてみることにしました。↓
↑ぬか床から取り出したキュウリ。「12時間」と「24時間」では色も固さも違います。
結果
↑さあ、自分はどちらが好みかな? と思いながら一つずつ味見をしてみます。
常温12時間:サラダ感覚
まず、「12時間漬け」から。いただきま~す。
……ふむ、こちらは、パリパリとした歯ごたえが良く、サラダ感覚で食べやすい。
常温24時間:漬け物の風味が増す
では次は「24時間漬け」。こちらは……うん、味が強くなっているけれど、漬物としての風味が増して、こちらも美味しいなあ。
うん。
どちらもそれなりに美味しい
……結果、漬け時間の長さは12時間でも24時間でもそれなりに美味しいということになりました。
「どちらかの方がより良い」という結論に至るかなと思っていたのですがそうでもありませんでした。
ただ、個人的には、より漬物らしい風味の出る24時間漬けの方が箸が進むかな~と思いました。母は12時間漬けが好みのようです。
漬け時間に応じて食感や風味が変化していくぬか漬けって奥が深いです!
その後、三週間ほど、美味しく漬けるための時間を色々と実験して、現時点でのベストを見つけました!
それは、12時間は常温、その後12時間冷蔵庫というものです!↓
↑このように、キュウリを切ったときに、「周囲は色褪せているけれど、中央部分に鮮やかな緑色が残っている」という状態であれば成功!
この頃合いが、漬物としての美味しさがありながら、塩辛すぎず食べやすい。
寝るときにぬか床容器を冷蔵庫に入れ、起きたら冷蔵庫から出すという感じなので、正確には常温の時間の方が長いと思いますが、とにかく、ずっと常温ではなく、間に「冷蔵庫タイム」を設けて漬かるスピードを遅くさせるのがポイントのようです。
寒くなって室温が下がってくれば冷蔵庫タイムは必要なくなるかもしれません。様子を見ながら臨機応変に時間を調整していきたいと思います。
(追記:ぬか漬け続報。その後、小松菜を漬けてみたら、野沢菜漬けのようでとても美味しかったです!↓)