私は、玄米を主食にした当初(2007年)、一食あたり230gくらいの玄米ご飯を食べていました。
けっこうお腹いっぱいにはなりましたが、そのくらいの量を食べられたし、食べたいと思ったのです。
けれど、そのうち、230gだとお腹がきつすぎて入らなくなってきたので、ご飯の量を減らしました。それでもやがて多すぎると感じ、また減らして……。
そして結局、160gあたりに落ち着いたのが2009年くらいでしょうか。それでずっとちょうど良かったのですが……。
なんだかここ2~3日で、また食べきれなくなってきています。玄米ご飯だけを食事にするなら160gでもいけますが、ごぼう汁をそこに足すと食べきれません。
もう、100gくらいでいいという感じです。これは一体どうしたことか?
お腹がいっぱいになる
胃もたれしているという感じは特にないのです。食べる前は、普通に空腹を感じます。けれど食べ始めるとあっと言う間にお腹がいっぱいになるのです。
食べる量が減れば摂取エネルギー量も減るはずですが、体重が特に落ちるということもなく。
私の体が、少食仕様になってきているのでしょうか? う~ん、もう少し長期観察が必要ですね。とりあえず玄米ご飯の量を、110~120gに減らして食べてみようと思っています。
追記:経過報告
上記から三日間、玄米ご飯の量を110g~120gに減らして食べてみました(それまでは160g)。
体に変化がありました。160g食べていたときは翌日の夕方六時頃までお腹が空かなかったのに、110~120gにすると、翌日、午後二時頃には良い感じにお腹が空いてくるのです。
玄米ご飯の量を減らしたのだからその分早くお腹が空くのは当然と言えば当然ですが、玄米ご飯を減らした分、間食として食べるものの量(ゆでとうきびとか……)は増えていましたから、一日に食べる量としてトータル的にはあまり変わらなかったと思います。
なのに、翌日のお腹の空き具合に変化が出た、つまり消化能力が上がったのはなぜか?
ご飯の見た目が小さくなる→よく噛むようになる
一番の要因は、よく噛むようになったからだと思っています。
160g食べていたときは、視覚的に「ウワッけっこう多い!」と感じ、「これをこれから食べきらなければならん!」という強迫観念に駆られ、さっさと食べ終わりたいと思うあまりに噛む回数が減り、食べるスピードも上がっていました。
しかし110~120gの玄米ご飯は、見た目がちんまりしていて、「ああ……これしかないのね」と大事に食べたい気になるのです。
結果、噛む回数が増え、消化されやすくなったのだと思います。
胃への負担が減った
もう一つ考えられるのは、玄米ご飯を減らしたおかげで腹八分を維持できるようになり、胃への負担が減ったこと。
玄米ご飯を160g食べていたときは、ごぼう汁、ひじきの煮物などと合わせて食べるともうかなりお腹がいっぱいで、腹十分目という感じでした。
この、腹十分目という状態を一時的にでも作っていたのが、胃の能力を鈍らせ、翌日の胃もたれを起こす原因になっていたのかもしれません。
まだ三日しか検証していないので、果たして私の体にこの玄米ご飯の量(110~120g)が本当に適しているのかどうか断定はできませんが、今のところ、わりと良い感じではあります。
今後も検証を続けていきます。
2017年追記:現在は100g
2017年現在、私が一食に食べる玄米ご飯の量は「100g」です。
いつから100gなのか忘れてしまったのですが、上記の実験を行った頃(2010年あたり)からもうずっと100gぐらいなんだと思います。
ちらし寿司などのときは「玄米」ではなく「五分づき米」で寿司飯を作るのですが、そのときは一食あたり250gほど食べます。
玄米ご飯とそうでないご飯って、お腹に入ったときのボリューム感が全然違いますよね。
ある意味、米の節約になって良いな、なんて思ったりもします。白米(五分づき米)だと本当にご飯の消費量がアップしてしまうので(笑)。
現在、うちで購入している玄米はこちら。↓