マクロビオティック卒業後コラム「反動のように食べ過ぎてしまうことに関する相談」更新です。
今回メールをくださったM.Sさんは、マクロビオティック実践半年目。文面から、「マクロビオティック実践の壁」に突き当たっていることが伝わってきました。
これからマクロビオティックを続けるにせよ離れるにせよ、マクロビオティックに恨みを抱かずに進んでいけることを願っています。
恨みを抱くと苦しい
恨みを抱くと自分が苦しいです。思い通りにいかなかったからとマクロビオティックを責めたところで、マクロビオティックは責任を取ってはくれないからです。
だから、誰の言いなりにもならず、誰の言うことも鵜呑みにせず、「自分で判断し、決断したことを実践している」という意識の元で食を選んでいく姿勢を常に持たねばなりません。
自分で考えたこと、自分で決めたことがすべてです。
「マクロビオティックをやって良かった」と最後に思えるように、厳しい風の吹く荒野を、傷だらけになりながら、ときには転んで立ち上がれなくなりながら、孤独に、しかし力強く粘り強く進んでいってください。
そうやって、やがて見晴らしの良い丘の上に立ったとき、泥まみれの自分がこの上なく誇らしく思えます。
体中に残ったアザも、かさぶたも、勲章になるのです。
私も、M.Sさんと同じ、「たった一つの人生を歩む一人の人間」です。お互いに頑張って歩いていきましょう。
追記:お返事
先日更新したコラム『反動のように食べ過ぎてしまうことに関する相談』で紹介したM.Sさんからお返事が届きました。以下に一部抜粋させていただきます。
『一度打ちのめされ、瀕死になってしまった僕ですが、管理人さんの力強い意見を聞いて、もう一度がんばろうと思えました。』
『過食症なので、異常な食欲を消すことはまだ難しいですが、食べるものをとにかく変えてみました。
玄米を、量を気にしないで食べる。(といっても一日に1~2合)
どうしても甘いものが食べたくなったら玄米甘酒を。
実践してからまだ3日目ですが、砂糖への欲求は確実に減り、精神的にも安定してきました。』
このメールを拝見して、ああ、やっぱりM.Sさんの精神力、生命力を信じて良かったと思いました。
ご自身で見事に立ち上がり、新たに歩み始めましたね!
ブラボーです! 拍手喝采!
食べる内容や食べ方も、ちゃんとご自身で考えて決めたのですね。そういう自立した態度はとても重要だと思います。実践してみて、手応えがあったようで良かったですね!
一度倒れた人間は、起きあがると前より強くなります。これから先、どんなことがあっても、自分を信じて、M.Sさんだけの輝く道を歩んでいってくださいね!