先月(2018年9月6日)、北海道で震度7の地震があり、道内が全域停電となって、旭川市に住む私の生活にもその余波が及んだわけですが。↓
この停電大騒動を受けて、改めて、停電対策というものを考えました。
停電になって、まず最初に必要になるのは明かり。うちには、まともに使える懐中電灯が一本しかないから、ここをもっと強化しなければいけない……。
と考えて、ハッと、「そういえば!」と思い出したことがありました。
LEDヘッドライトを2011年に購入
2011年、災害対策の意識が高まっていた頃。
防災グッズとして「ソニーの防災ラジオ」(購入レビューはこちら)、「イワタニのカセットコンロ」等を買ったのですが、それと合わせて「LEDヘッドライト」も買ったんだった!!
忘れない場所にしまっておこうと思って、確か玄関の収納に入れて、それっきり。
……記憶をたどりながら、私は玄関に直行しました。↓
↑確か、あの扉の中に……。
開けてみると……。あっ。
↑あった!! あれあれ!!
↑デターーーー!! 「LEDヘッドライト」!!
そうそう、こんなの買ったんだったよね。すっかり忘れてたよ。
12個のLED電球
↑こちら。わかりやすいようにガラスボウルにセットしてみました(笑)。このように頭にかぶって点灯させられるライトで、前を照らしながらも手が自由に使えるのがポイント。
↑12個の小さなLED電球がついています。
↑ライト部分の左右に「電源スイッチ」と「電池ケース」がついています。
電池を入れる
それでは電池を入れていきます!
必要となるのは単四電池×3本。
↑「電池ケース」のフタを時計回りに回して外します。
↑フタが外れました。
↑中の電池ケースを引き出します。
↑単四電池三本をセット。
↑電池ケースを元通りに戻して、フタを閉めたら準備完了。
点灯
↑スイッチを押して点灯させます。
四種類の点灯
↑このように、
1回押しでLEDが4個点灯
2回押しでLEDが8個点灯
3回押しでLEDが12個全部点灯
します。
(ちなみに、4回押しで「LEDライト12個全部がチカチカ点滅」します。このチカチカ点滅は緊急時、SOS信号としての意味があるそうです(参考:yahoo知恵袋)。)
ライトの角度は変更可能
↑ライトの角度は、このようにまっすぐ前を向く状態から、カチカチと段階的に角度を変えることができます。
↑やや下向きにさせたところ。歩くのにはこのくらいの角度で道を照らすとちょうど良さそう。
↑真下に向けさせることもできます。こうすると手元の資料などを照らすことが可能。
使ってみる
早速! その威力を確かめてみようと、日が完全に落ちるのを待って、家の中の電気をすべて消し、このLEDヘッドライトを頭に装着して点灯させてみました。↓
↑階段の踊り場に立ち、「LED12個全部点灯」で、「ライトの角度をまっすぐ」にして照らしてみるとこんな感じ。けっこう上の方が照らされています。
明るさは、そこまで強いという感じでもありませんが、懐中電灯として室内を照らすのには十分!
一点を強く照らすのではなく、ぼんやりと広く照らしてくれるので、周囲の状況がわかりやすいです。
↑ライトの角度を少し下げるとこんな感じ。
↑ライトの角度をさらに下げてみました。顔を俯(うつむ)けなくても足元を照らせるのは便利です。
けっこう使える!
この「LEDヘッドライト」、値段も値段ですし(一つ1200円程度)、高級感があるとは言いがたいのですが、とりあえず実用には耐えそうです。
電池を三本入れても、重さは「113g」と軽量で、つけている感覚がほとんどなくいられるのも良かったです。
停電時、懐中電灯だけでなく、こういうヘッドライトがあると心強いです。
せっかく発掘したので、今度は玄関ではなく、もう少し目に付きやすい引き出しにしまって、停電時にいつでも取り出して使えるよう備えたいと思います!
追記:終売~代替品にジェントスのLEDライト
2023年追記:上記商品は終売になってしまったので、良さそうな代替品のリンクを以下に張っておきます。
上記商品は明るさが「48ルーメン」でしたが、代替品は「320ルーメン」で、かなりの明るさが期待できます。LEDライトメーカーとして定評のある、日本の「ジェントス株式会社」の商品です。↓