先日(2018年9月6日)、北海道の
私が住む旭川市でも震度4を観測し、その後、停電にも見舞われましたが、なんとか復旧し、事なきを得ました。
そして昨日(9日)、地震後初めてスーパーに買い物に行ったのですが、その品揃えのスカスカ加減に驚きました。
納豆全滅
事前にネットの情報で「北海道のスーパーでは豆腐と乳製品が品薄になっている」との噂は聞いていたので、それなりに覚悟はしていたのですが、納豆ならあるのかな? と思って、納豆を買うつもりでいたのです。
それが……。↓
↑うわっ……。からっぽ。
「本日入荷分は完売となりました。誠に申し訳ございません」とのこと。
……いや~。そうか。納豆もダメなんだ。こんな空っぽの納豆棚、見たことないわ。
牛乳全滅
納豆は諦めて、次に私は、品薄と言われている乳製品を一応チェックしに行くことにしました。
いつも、「ヨーグルト1個+無脂肪牛乳」で自家製ヨーグルトを作っているので、普段使っているのとは違うヨーグルトや牛乳でもいいから、できれば入手したいと思ったのです。
しかし……。↓
↑うわっ。牛乳、全滅。
……無脂肪ではない普通の牛乳なら、一本くらいは買えるかなと思っていたのに……ここまで空っぽなんだ?? ちょっと想像を超えていたな……。
ヨーグルト全滅
でもまあ、無脂肪牛乳は、スキムミルクを水に溶かせば作れる。
種菌となるヨーグルトさえあればなんとか……。と思ってヨーグルトコーナーに回ってみたところ……。↓
↑うわっ!……(笑)。
全ッ然、ヨーグルト、ないですやん!!(笑)
牛乳はなくても、加工品であるヨーグルトならちょっとはあるのかなと思っていたのですが何も無いですね。
ほんの一つ二つだけ売れ残りがありましたが、それは、自家製ヨーグルト作りには適さない「プレーンではないタイプ」だったので買うのはやめておきました。
裏の手
……まあ、一応、裏の手があるのですよ!!↓
↑この、今うちにある自家製ヨーグルトを種菌にするという方法が……!
このやり方が、節約目的だけでなく震災後にヨーグルトが品薄になったときにも使えるとは意外な盲点でした。
強力粉品薄・米全滅
あと、ざっと店内を見回ったところ、いつもはどっさりある強力粉が残り一袋になっていたのが印象的でした。↓
↑皆さん、自宅でパンを焼くつもりなのかな? と思ったりしました。
↑米は見事にゼロ。やっぱり主食系が品薄になりやすいのかな……。
↑と思ったのですが餅(もち)は案外たくさんあって、ちょっとホッとしました。
サバ缶・惣菜品薄、卵全滅
↑保存がきいておかずにもなりそうなサバ缶やサンマ缶もほとんど売り切れ状態でした。
↑卵は全滅です!
↑惣菜コーナーもほぼ空っぽ! こんな惣菜コーナー見たことない!!
初めて見た光景
こんなに棚がガラ空き状態になっているスーパーを生まれて初めて見ました。
営業中とは思えない。まるで廃業してしまったスーパーの棚を眺めているような気分でした。
これが自然災害後に訪れる現実なんだなと思いました。
でも!! 野菜類はほぼ通常通り売られていましたし、魚や肉も十分にあって、命をつないでいくのにはまったく問題ない品揃えで本当にありがたかったです。
今後の備え
旭川市は自然災害の少ない地域で、日常生活が普通に回ることに慣れきってしまっていたのですが、こうして品薄になったスーパーを初めて体験して、「自然災害が無い状態」というのがどんなに奇跡でありがたいことなのか、改めて痛感しました。
2011年以降、なるべく災害に備えようと、食料品やティッシュなどは一度に多くまとめ買いし、常に家に在庫があるように心がけてきて、最低限の防災グッズも購入してありました(ソニーの防災ラジオ、イワタニのカセットコンロ等)。
しかし今回の大規模停電を受けて、もう少し、停電への備えというのを強化したいなと感じました。
手始めに「蓄電池(予備電源)」の購入を検討しています。あと、「懐中電灯」も買い増したい。
ここ数年は日本中で災害が発生して、今現在も大変な思いをしてらっしゃる方がおられると思いますが、なんとか! 皆で協力してこの局面を乗り越えていきたいです。