↑こちら、洗濯機の上についている蛍光灯。
ヒモを引っ張ると「チカチカ、カッチン」という感じで点く昔ながらのタイプなのですが、これが、ここ数年、ヒモを引いてから点灯するまでやけに時間がかかるようになっていました。
かかる時間は約5~6秒ほど。
少し待てば点くという感じではあるのですが、暗い中、パッと電気を点けて洗濯機の操作をしたいとき、その5~6秒がすごくまどろっこしい!!(点灯時の動画はこちら)↓
電気を点けるのも消すのも億劫
節電(節約)のためにはなるべくこまめに電気を消した方が良いのですが、この、ヒモを引っ張ってから点くまでの待ち時間がイヤで電気を点けっぱなしにしておくことが増えました。
逆に、待つのがイヤだからと最初から電気を点けずに暗い中で作業して、洗濯物を勢いよく中に入れたら、洗濯機に張ってあった水がはねて顔にかかったりして、これ、電気を点けていたらもっと水との距離感がはかれて避けられた事態じゃない?? と憤慨したこともありました(笑)。
もう、電気を点けることも消すことも億劫になるこの「待ち時間」、どうにか改善したい!
点灯管というものを交換すると良いらしい
そんな折、家の定期点検でハウスメーカーの担当者さんに来ていただく機会があったので、その際にこの蛍光灯を見てもらったところ、教えていただいたのが、点灯管というものを交換すると良いということ。
点灯管??
↑点灯管とは、このカバーを外し……。
↑中にあるこれであるとのこと。
↑取り外してみたのがこちら。
点灯管とは
この点灯管は、スターター形と言われる古いタイプの蛍光灯を点灯させるために使われる放電管で、寿命は点灯6000回ほど。
蛍光灯の寿命がまだあっても、点灯管の寿命が近づくと蛍光灯のつきが悪くなったり、つかなくなったりするのだそうです。(参考:wikipedia、蛍光灯の種類と見分け方)
点灯管購入
↑元々ついていた点灯管の型番は「FG-1E」(TOYOSTAR製)。
↑まったく同じものを買おうと思っていましたが、送料などを勘案するとこちらのパナソニックの点灯管の方がお得だったのでこちらを購入しました。
(パナソニック点灯管の型番は「FG-1EL」で、元々の点灯管の「FG-1E」とは違いますが、レビューの中に「FG-1Eの代替品として問題なく使用できた」というものがあったので大丈夫だろうと判断。)
↑新旧の点灯管を並べるとこんな感じ。サイズは一緒です。
新しい点灯管に替えてみる
↑それでは早速! この新しい点灯管を取り付けてみます。
↑完成。
点けてみた
これで本当に点灯が早くなるのかなあ? ……と、少し疑わしく思いながらも期待を持ってスイッチのヒモを引っ張ってみたところ……。
↑……オッ……!! ……すごい! 1秒くらいで点いたぞ!!
えっ……こんなことってある?(そのときの動画はこちら↓)
↑点灯管というものを替えるだけでこんなに早く点くようになるなんて。ずいぶん簡単に直ったじゃないか!! これで洗濯機作業時のストレスが減るぞ!(喜)
洗面所天井の電気も直らないか
こうして、蛍光灯の調子があっけなく良くなったのを見て、私は一つひらめきました。
それは、この、洗面所天井の電気。↓
↑こちら、15年前くらいからスイッチを入れても電気が点かなくなって、蛍光灯を替えてもダメなので、照明器具の大元が故障してしまったのだろうとそのまま放置していました(明かりは、洗面台の、鏡の上の電気でまかなっていた)。
しかしこの電気も、もし点灯管を使うような古いタイプのものだったら、点灯管を交換すれば直ったりするかも……??
真っ黒な点灯管
ということでカサを外してみたところ……。↓
↑あっ。あれ、もしかして点灯管??
↑そうだよ、多分点灯管だよ!!(ちょっと様子はおかしいけれど……)
↑外してみると、周囲のプラスチックはボロボロに脱落しており、中の放電管も真っ黒。これはだいぶきてますわ……。
↑型番を見てみると、洗濯機上のものと同じ(FG-1E)。だったら今回、2個セットの点灯管のうち1個がちょうど余ってるから、それを使えば良いね!!
点灯管を交換してみた
↑そこで取り
↑装着してみました。
点けてみる
これで、果たして点くようになるのか……。周囲のコード類もだいぶ変色して傷んでいるように見えるから、点灯管を替えただけでは点かないかもしれないが……。
と思いつつダメ元でスイッチを入れてみたところ……。↓
↑あっ。
点いた!!!
15年間も点かなかったのに! 壊れていたわけじゃなかったんだ!
ワー! これで、洗面所が15年ぶりに明るく使える!!
電子点灯管というものがあったことを知る
↑こうして、洗濯機上と洗面所天井の照明が直ってホクホクしていたのですが、このことを記事にしようと思って色々と調べている段階で、点灯管には、私が購入した旧来の点灯管の他に、新しい規格である電子点灯管というものがあると知りました。
電子点灯管は旧来のものと比べ、
蛍光灯を劣化させにくい
蛍光灯点灯までの時間が短い
長寿命
とのことで(笑)、ウワーー、電子点灯管を買えば良かったーーー! と思いました(笑)。
点灯管と電子点灯管の対応表
(画像出典:wikipedia 画像内傍線は筆者)↑こちらの対応表によると、今回の場合、私は「FE-1E」というものを買えば良かったようです。
……おそらくまた点灯管の調子が悪くなってくるとは思うので、そのときは!! 電子点灯管を買おうと思います!(でも、旧来の点灯管でも、使い勝手としてはだいぶ満足しています!)