↑母が、「みつ豆」を作りたいと言って、黒蜜用に黒砂糖(黒糖)を購入しました。
特別栽培
↑こちらの喜界島黒糖。鹿児島県の喜界島で、特別栽培で育てられたサトウキビを原料に作られています。
化学合成農薬および化学肥料の窒素成分を慣行レベルの5割以上削減して生産した農産物のこと。(引用:wikipedia 強調は筆者)
原材料
↑原材料は「特別栽培サトウキビ」のみ。
製造工程
喜界島黒糖の製造工程が解説された動画を見ると、サトウキビを圧搾し、その汁を、灰汁(アク)を取りながら煮詰めて冷やし固める昔ながらの製法で、一切の精製無し。
サトウキビの栄養を余すところなく摂ることができます。
しっとりふわふわ。香りフルーティー
この喜界島黒糖。パッケージの外側から見た感じではすごく細かなサラサラした粉末に見えたのですが、実際に触れてみると、しっとりフワフワ。
そして香りがとっても特徴的で、なんだか、抹茶とパイナップルを混ぜたような、フルーティーで、少し酸味のある香りなのです。
クセがない
そして、一体どんな味なのか、この黒砂糖だけでなめてみたところ……。
えっ……何これ、これが黒砂糖??
なんともミルキーで、コクがあり、それでいて全然クセがない。
舌の上でサラッと溶けます。
……えーーっ、黒砂糖といえばさ、あの独特の、かりんとうのような濃くて香ばしい匂いと、重ための甘さが標準っぽいような気がしていたけれど、この喜界島黒糖、その先入観をぶち壊してくる!! すごく上品で美味しい!
化学物質分が減った土壌
生産者の
へえ~、そういうものなんですかね。でも確かに、ピュアな感じの味わいで、ピュアな土壌で育ったサトウキビゆえの風味と言われればそんな気もします。
きなこもちにしてみた
そんな、一般的な黒砂糖とは一線を画するこの「喜界島黒糖」を味わえる料理を作ってみたいと思い、できるだけダイレクトに黒砂糖を感じるにはどうしたらいいか考えて、まずは「きなこもち」を作ってみることにしました。
切り餅…4個
きなこ…大さじ3.5
喜界島黒糖…小さじ4.5
塩…ひとつまみ(0.4g)
↑きなこに、喜界島黒糖を入れていきます。きなこの色味に近い、本当に、淡い色の黒砂糖です。
↑最後に塩をひとつまみプラス。
↑よく混ぜたら……。
↑ゆでた餅にたっぷりまぶして……。
↑完成!
美味しい
↑早速食べてみると……。
あっ。美味しい~!
やわらかい甘さで、きなこの風味も邪魔していないし、未精製の黒砂糖だから砂糖を食べているという罪悪感が低くて、たっぷりつけて食べられる感じ。
これ、いいですね!
料理に使いやすい
黒砂糖っぽい、かりんとうのような独特のクセが無い黒砂糖なので、すごく料理に使いやすいと思います。
健康のことを考えてなるべく体に害の出にくい砂糖を使いたい……なんてときにもってこいだと思います。
黒砂糖の効能
そして今回、黒砂糖というものにどのような良さがあるのか改めて調べたところ、サトウキビの各種ミネラル成分がそのまま残っている……などの有名な事実の他に、特別な有効成分が含まれていることがわかりました。
それが、フェニルグルコシドと、オクタコサノール。
糖の吸収を抑制する働きがあるのに加えて、上白糖に比べて血糖値の上昇を緩やかにする効果がある。(*1)
疲労回復、筋肉痛の緩和、コレステロールの減少効果がある。(*2)
以上のことから、肥満などの生活習慣病予防効果や、持久力を高める効果が期待でき、2型糖尿病や高血圧の方に使う甘みとしても非常に良い(*3)とされているようです。(引用:*3わかさの秘密)
黒蜜を作る
↑後日、黒蜜も作ってみました!(黒砂糖100gと水100mlを、ヘラで混ぜながら小鍋で煮詰める)
コクのある美味しい黒蜜になりました!
取り入れていきたい
いつもは、黒砂糖よりは精製度の高い粗糖を使っていますが、やっぱり黒砂糖というのも良いものですね! 独特の風味が美味しい!
黒蜜や、ホットコーヒーに入れるときなど、砂糖の存在感が際立つ使い方をするときにピンポイントで今後も活用していきたいなと思いました!
(追記:当記事でご紹介した「特別栽培 喜界島黒糖」は楽天やAmazonでの取り扱いがなくなってしまったので、代替品として、波照間島産(沖縄県)の粉末黒糖を以下にリンクしておきます。チャック式で保存しやすいのが良いです。↓