↑久しぶりに天ぷらが食べたいねという話になり、揚げ油が無いので買うことにしました。
今までだったら創健社の「べに花一番高オレイン酸」(紅花油)か、もう少しお得な創健社の「キャノーラ&べに花一番」(なたね油と紅花油を6:4で混合)(どちらも圧搾製法)を買うところなのですが、母が、「気になっている油がある」と言います。
それが、
米油は酸化に強いのが特長
↑米油とは、
その一番の特長は加熱による酸化が起きにくいことで、米油に含まれる数々の抗酸化成分がそれを実現させています。
α-トコフェロール(ビタミンE)…抗酸化作用により、体内の脂質の酸化を防いで体を守る。
トコトリエノール…抗酸化力が「ビタミンE」の40~60倍。脳卒中関連脳血管障害を予防。別名「スーパービタミンE」。
フェルラ酸…抗酸化作用の他、発癌予防効果、認知症予防効果もある。
米油だけにある成分「γ-オリザノール」
上記の抗酸化成分のうち、「
様々な効能があり、医薬品としても用いられています。
更年期障害、自律神経失調症の改善
高脂血症・高コレステロール血症の改善
抗炎症作用(潰瘍性大腸炎などの炎症症状の軽減)
抗アレルギー作用
圧搾一番搾り 国産こめ油
↑そして! 現在売られている米油の中から、高価すぎず、それでいて品質の良さそうなものを探して選んだのがこちら!!
↑原材料はこちら。国産米ぬか100%使用。
圧搾製法で溶剤不使用
この米油のすごいのは、完全無溶剤で精製されているところ。
江戸時代から続く圧搾製法で搾り、その後、蒸気精製法(スチームリファイニング製法)で精製することで無溶剤を実現しているとのこと。
圧搾製法だから栄養価が高い
また、そもそも米ぬかには20%の油分しか含まれておらず、溶剤を使わずに圧搾製法で搾れるのはそのさらに半分(10%)なのだそうですが、その分、溶剤を使った米油に比べてγオリザノールの含有量が約8倍(*1)など、栄養分が多く残っているのが特長です。(引用*1:築野食品工業公式サイト)
天ぷらを揚げてみた~甘い香り
↑そして! 早速この圧搾一番搾り 国産こめ油で天ぷらを揚げてみることにしました!!(使用している揚げ鍋はこちら→「IH対応 両手天ぷら鍋 26cm」)
↑すると……何?? 何なの?? 油から、すごく甘い香りがする!!
まるでホットケーキの生地を揚げているかのような、美味しそうな甘い香りです。天ぷらを揚げている最中にこんな良い香りが立ち上る油、初めてでびっくり!!
天ぷらが美味しい!!
↑そしてできあがった天ぷら!!
↑食べてみると衣がサックサク軽い!! そしてすんごく美味しいーー!!
とにかく衣が美味。揚げているときから漂っていたあの甘い香りのする衣に仕上がっていて、そのおかげで天ぷら全体の美味しさが激増しています。
天ぷらなんてただでさえ美味しいのに、この米油のおかげでさらに美味しくなっちゃって、クセになってしまいそうだ!
美味しさにつられて箸が進み、たくさん食べてしまったのですが、翌日、胸焼けや胃もたれもありませんでした。
さすが!! 酸化に強い油というだけあるな!!
とんかつも美味しい
↑後日、とんかつも揚げてみました。
とんかつは、天ぷらに比べて塩胡椒などの風味が強いので、食べたときに天ぷらほど油の甘い香りは感じませんでしたが、すごくサクサクカリカリに軽く揚がって、時間が経ってもサクサクで、美味しかったです!!
揚げ物が美味しくできる
というわけで初・米油。
揚げ油としてすごく気に入りました!! 揚げ物が美味しくできます!!
あんな甘い、お菓子のような香りがする油は初めてです。
たくさん食べても胃もたれしないのも嬉しい!!
また、米油は、揚げ物をしてる最中に「油酔い」する原因となる「アクロレイン」という物質の発生量が他の油に比べても少ない(*2)そうで、そんな点も揚げ物に適していると思います。(参考*2:食用こめ油)
米ぬかから搾られた油ということで、いかにも体に良さそうですし、国産原料ということで地産地消の良さもありますし、これから揚げ油はこの「圧搾一番搾り 国産こめ油」を使っていきたいと思います!