母が、深夜のテレビショッピングで紹介されていた「アカモク」という海藻がネバネバしていて美味しそうだったから食べたいと言うので、100g×5パック入りの冷凍品を注文してみました。↓
↑保冷袋に入って、ヤマトのクール冷凍便にて到着!
↑こちら! 宮城県 南三陸産のアカモク!!(100g×5パックで2000円)
アカモクとは
(画像出典:wikipedia)↑アカモクは、ワカメやめかぶ、昆布と同じ褐藻類に属する海藻で、日本全土の岩礁域(浅海)に分布しています(秋田県では「ギバサ」、山形県では「銀葉藻(ギンバソウ)」と呼ばれる)。(参考:wikipedia,あかもくオンライン)
↑そんなアカモクを湯がいて刻み、パック詰めの後冷凍したのがこちらの商品。
↑冷蔵庫で自然解凍して使います。
シャキシャキ食感
↑一晩自然解凍させたものを小鉢に出してみました。
↑何やら刻んだ茎のようなものがたくさん入っていて……何なんだ? これ。
粘りけのある海藻と聞くと、もずくのような感じで、もう少し軟らかそうなイメージがあったのですが、ちょっと想像と違います。
↑箸でつかんでみると、確かに、ガゴメ昆布的な粘り。
少しだけそのまま食べてみたところ、かすかに、ほんのり塩味。
風味はほぼありません。
強いて言うならば、松前漬けに入っている細い昆布のような感じ。
あれよりもさらに細く、歯ごたえが堅くシャキシャキしています。
お茶の茎みたい(笑)。
味噌汁にのせる
↑まず、いつものせているアオサとともに、味噌汁にのせてみました。
↑クセがないので、味噌汁にも無難に合います。
納豆に混ぜる
次に、ネバネバ仲間である納豆に混ぜてみることにします。↓
↑酢納豆(納豆にお酢とタレを入れて混ぜたもの)を作り……。
↑アカモクをのせ……。
↑混ぜたらできあがり!
食べてみると、うん、これは美味しい!
酢納豆と一体化して、なおかつシャキシャキ+粘りテイストが加わるのが良い感じ。
もずく酢に入れる
↑最後にもずく酢に入れてみました。
↑もずくのとろみと合わさって、スルスル~ッととてものど越しの良い感じになりました。もずくは高価で一食分を多くできないので、アカモクでカサ増しできたのが嬉しい(笑)。海藻同士、相性は良いです!
海藻のちょい足しに
というわけで初・アカモク。
調理の必要もなく、解凍してすぐ食べられる簡便性と、「ほぼ無味」ゆえにどんな料理にも合わせやすい汎用性が気に入りました。
色んな料理に、海藻をちょい足ししたいときに使える商品だなと思いました。
体にも良い
海藻ですから、もちろん体にも良い。
アカモクの粘りの主成分は、もずく等にも含まれる有名なフコイダンで、
インフルエンザ等のウィルスや腫瘍の細胞活性を阻害する働き(*2)
が期待できます。(引用*2:三重県おさかな図鑑)
歯の弱い人は注意
ただ、このアカモク、けっこう茎っぽくて、堅い部分が多いです。
歯が丈夫であればシャキシャキ食感として楽しめる範囲ではあるのですが、歯があまり強くない母は「堅くて噛みにくい」と、最初に味噌汁にのせたものを食べて以来、それ以上アカモクに手を出さなくなってしまいました(笑)。
ですから、残った4袋+αを、私一人で現在もくもくと消費していっています(笑)。
(細かく刻んであってトロトロしているので、無理に噛もうとせずほぼ飲むようにしてしまっても良いかもしれません。)
しかしながら、アカモクというものがどんな海藻か知れたのは良かったです!
アカモクを売っているお店は色々あって、レビューを読んでいると、お店によって粘りの強さや食感が違うようなので、機会があれば今度はまた違うアカモクを取り寄せてみたいなと思います!
(追記:上記のアカモクを販売していたお店が閉店してしまったため、良さそうな代替品として、以下に伊勢志摩産の冷凍アカモクのリンクを張っておきます。↓)