夕飯後に煎茶を入れて飲むのが習慣なのですが、最近気になってきていることがありました。
それは……。↓
↑この、湯飲みについた茶渋。
茶渋が気になる
↑向かって右側の湯飲みはまだそうでもないのですが、左側の湯飲みはけっこうひどい。
↑茶渋がついていても、別に気にしなければどうということもないのですが、稀に、湯飲みに入った煎茶を写真に撮って記事に掲載したいことがあって、そういうときにここまで茶渋がついているとあまり美しくない……。
できれば綺麗にしたい。けれど茶渋って、普通に洗っても取れないんですよね。
何か、茶渋を取るための良い方法ってないのかな?
と思い、一念発起してやり方を探してみることにしました。
重曹
すると、茶渋の落とし方を解説してくださっている記事を発見。
その記事によると、茶渋を落とすには
を使う3パターンがあるとのこと。
その中で、最も手軽で安全そうな重曹を使った方法(重曹水に浸け置きしたあとこすり洗い)に挑戦してみることにしました。
重曹水に浸け置き
↑まず用意したのは浸け置き用の大きめタッパー(アスベル ユニックスレンジNR-50)(容量2.6L)。
↑そして、食品にも使える重曹。
↑「40℃以上のお湯1Lに大さじ3程度の重曹を溶かす」とのことだったので、湯沸かし器から出したお湯(43℃くらい)を1.3L、そこに大さじ3.5の重曹を入れました。
↑よくかき混ぜます。
↑そこに湯飲みを浸ける!!
↑一時間以上浸け置きしてから洗うとのことで、このまま、夕飯後の食器洗いの時間まで放置することにしました。
10時間浸け置き後
↑そして10時間後!! フタを開けて中の様子を見てみましたが、特に見た目に変化はありません。
↑茶渋もついたまま。
↑まあ、浸け置きだけで汚れが取り切れなかったときはスポンジで洗うように書いてあり、初めからそうするつもりではあったので、アクリルスポンジでこすり洗いしてみます。
これで茶渋が綺麗に落ちるのかな……?? と楽しみにしていたのですが、期待に反して、茶渋汚れの上をスポンジがツルツル滑るだけで、まったく、茶渋が取れない……。
重曹を直接つけてこする
エ゛ッ!! 何で?? 茶渋が取れない! 「こうすると茶渋が取れた」って言いたかったのに、これじゃあ記事にできないじゃん!!
絶望しかかりつつ、もう半ばヤケになって、私は、湯飲みの中に重曹を小さじ1/2ほど直接振りかけました。
それを指でこすってみると……。↓
↑お?? なんか、なんか、重曹が茶色くなった!! 茶渋、取れてるんじゃない??
↑手応えを感じて、念入りにこすっていきます。
↑すると!! 茶渋が取れて綺麗になった!!
うわ~、そうか、重曹水に浸け置きするだけじゃなく、その後、さらに重曹を振りかけてこすると良いんだ。
高台も綺麗にする
↑そうとわかれば色々やりたくなる! ということで、この、湯飲みの底の高台部分も掃除してみることに。
↑重曹を振りかけて……。
↑水を1~2滴含ませ、こする!
↑洗い流すとこんな感じ! かなり綺麗になりました!
ピカピカ湯飲み
↑こうして茶渋が取れて、湯飲みはスッキリピカピカに!
↑裏も綺麗!
やっぱり食器は、汚れがないと気持ち良いものですね。
ティーカップも綺麗にしてみる
↑湯飲みを浸け置きした重曹水がまだ使えそうなので、前々から気になっていた汚れのひどいティーカップにも清掃を試みることにしました。
↑けっこうすごい。
↑裏もこんな感じ。
これを、湯飲み同様、重曹水に一晩ほど浸け置きした後、重曹を振りかけてこすり洗いした結果がこちら!!↓
↑ピカッ!
↑ゴベゴベだった持ち手部分もまるで新品のよう!!
↑汚れのひどかった底部分にはうっすらと茶色いシミが残ってしまいましたが、使うときは見えないし、まったく許容範囲です!
すり鉢も綺麗にする
↑ついでに、このミニすり鉢も綺麗にします。
↑裏はこんな感じ。
↑「重曹浸け置き&重曹こすり洗い」後は、真っ白ピカピカ!!
↑裏も綺麗になりました!
食器が綺麗になって嬉しい
初めて、重曹を使った食器洗いに挑戦してみて、茶渋で薄汚れた食器が綺麗になったのはとても嬉しかったです!
しかも、重曹洗い後の食器ってなんだかキュッキュとしているんですよね。表面の汚れが一膜はがれたような手触りで、これも気分が良かったです。
頑固な茶渋も綺麗に落とせる方法がわかってホッとしました。真っ白だった湯飲みが茶渋で汚れていくのがイヤだったのですが、これからは、茶渋汚れを気にせずに煎茶を飲めそうです!