若い頃からもずくが好きだという母。
↑そこで、たまにスーパーで「カップ入りもずく」を買って食べるわけですが、母としてはそのもずくに長年納得がいっていなかったそうなのです。
添加物入り。量が少ない
↑自分で味付けをしたいため「味付けもずく」ではなく「洗いもずく」を選ぶわけですが、それでも得体の知れない「調味料」が使われており、添加物「PH調整剤」まで入っている。
↑使わないのに「タレ」が添付されているから、「タレ」の分の料金がもったいない。
↑添加物等を落とすために水洗いしてザルで水切りすると、とてもちんまりした量になる。
無添加のものをもっとたくさん食べたい
……それでも、それなりに美味しいですし、「もずく食べたい欲求」は十分に満たされるクオリティではあるのですが、もずく好きの母としては、「無添加の本格的なものをもっとたくさん食べたい」という思いが常にあったのだそう。
しかも、今年の初めに、テレビで「もずく大食い対決」(2006年の番組の再放送)というのを見かけて、そこで大食い選手たちが「ズボォ~~~ッ!!」とすすって食べていたもずくが美味しそうで、あれが食べたい!! という気持ちがさらに盛り上がったというのです。
沖縄産 天然太もずく(塩蔵)
そこで、母が、暇を見つけてはネット検索をし、ついに決めて取り寄せたのがこちら!!↓
↑久米島産 天然太もずく!!(500g入り)(塩蔵タイプ)
↑原材料はこちら。沖縄県産のもずくと塩(天日塩)のみで綺麗に無添加!
この、本格派感が漂うもずくが、一体どんな味なのか! 早速準備していきたいと思います!
塩抜き
↑まず、商品裏の手順に沿って「塩抜き」をしていきます。
流水で水洗い
↑食べる分のもずくを出します。(今回は一袋の1/3量:166g)
↑ものすんごく引きが強い。ぬめりでがっちり固まって重たい感じです。
試しにこの段階で一本食べてみたら、塩の固まりのようにしょっぱかったです。
↑ザルにあけて流水でざっと洗います。
塩水に30分浸ける
↑ボウルに1リットルの水をくみ、塩を大さじ1(15g)入れて溶かします。
↑そこに、先ほど水洗いしたもずくを入れて30分放置。
水で流す
↑30分経ったらザルにあけ、流水で洗います。途中で味見をし、塩気が残っていたら、それがなくなるまで追加で洗います。
↑水切りをして完成。
このやり方で本当にあの、塩のかたまりのようにしょっぱかったもずくが塩抜きできるのか半信半疑だったのですが、最終的には無味レベルまで塩気がなくなって感動!!
味付け
↑それでは味付けしていきます! 使うのは
ちば醤油 有機納豆のたれ(2022年現在、このタレはメーカー終売のため、代わりに有機つゆの素を使用しています)
↑「たれ:お酢」を「10:7」くらいの割合で入れて……。
↑よく混ぜて……。
↑おろし生姜をのせて完成!!
食べてみる
↑では早速食べてみます!
ズズ……。おおっ。これは! ぬめりがすごい!!
ズボーッと口の中に入ってくるボリューム感が贅沢。歯ごたえも良く、美味しい~!
母も、「すごく美味しい! すごく幸せ!」と大喜び。
ぬめり成分「フコイダン」が体に良い
ちなみに、このもずくのぬめりにはフコイダンという成分(水溶性食物繊維)が含まれており、フコイダンには
免疫力増強効果
がん細胞を自滅に導く力(アポトーシス誘導効果)
血液凝固の抑制(血栓防止)、血流改善作用
等があるとのこと。(参考:がんと生きる 書籍紹介,生活習慣病の予防および改善)
今回食べた「天然太もずく」はぬめりと粘りが強烈で、いかにもフコイダン!! という感じ。体に良さそうです。
保存が利くのが良い
あと、このもずくの良いのは塩漬けだから保存が利くという点。
その賞味期限は、なんと製造日から半年。
未開封であれば常温保存可です(開封後は冷蔵庫)。
スーパーのカップ入りもずくの賞味期限が大体一週間くらいであることを考えると、半年というのは余裕があって嬉しい。
意外とリーズナブル
そして、「天然太もずく」なんていかにも高価そうな雰囲気を漂わせていながらも、グラムあたりの値段で考えると、
スーパーのカップもずく…70g入り127円(1gあたり約1.8円)
天然太もずく…500g入り864円(1gあたり約1.7円)
と、意外と高くない(むしろ安い)のも嬉しい!
一袋に大量に入っていることや、添付タレが無い分その料金が取られていないことなどの要因が考えられますが、それにしても、これだけ質が良いのにそこまで高くはないというのはすごいなあと思います。
まとめ買い
というわけで、この「天然太もずく」がすっかり気に入ってしまった母は、一袋分食べ終えて速攻で五袋追加注文していました。↓
↑毎日とはいかずとも、「ご飯+小鉢+汁物」のような夕飯のときにこのもずくで作った「もずく酢」をおかずの一品として添えたいとのこと。
塩抜きの一手間はありますが、それもさほど大変なものではなく、わりと手軽に準備できるので、無理なく食卓に取り入れていけそうです。
常温保存できるものでもありますし、これからも「買い置きできるもずく」として、継続して取り寄せたいなと思いました。
追記:メーカー休売
2022年追記:上記「久米島産の天然太もずく」は、公式サイトによると、「寒波や日照不足・軽石の問題」により収穫が壊滅的状況で、今年度は休売になるとのことです。
そこで、うちでは現在、代わりに「石垣島産の天然太もずく」を購入して食べています。ボリューム感があり、こちらも美味しくてお勧めです!↓
沖縄海星物産