私は夢の中で、よく宙に浮かんでいます。高さは地上30㎝くらい。そのまま、念の力のようなものでスウーッと移動します。
母も夢では空を飛んでいることが多いそうなのですが、母の場合、水をかくように空中を手でかかなければ前に進めないそうで、一体、個々人の夢の中における空中遊泳法の違いはどこからくるのかと興味深く感じます。
それにしても、夢の中では、さも当然のように空を飛べるんですよね。
飛ぶのに必要な力の込め方は覚えているのに、目覚めてからやってみても全然飛べないのが不思議というか悔しいというか。
この世は夢か?
夢の中では、あまり高く飛ぶと恐怖感があるんですよね。落ちたらどうしようって。
でも、落ちたところでどうせ夢なんだから、あまり恐れず高く舞い上がってみればいいのに……と目覚めてから思うのです。
夢の中では夢と気づいていないところがポイントなんですよね。気づいていればもっと積極的にその世界を楽しむだろうに……と考えて、ふと、この現実世界も夢かもしれないよ? なんて感じたんです。
だったら、恐れたりしないで、何でも挑戦してみないと損だと思いました。この世が夢か否か。夢じゃないとは言い切れないですよね。