西武旭川店で昨日から金沢物産展が開催されていて、案内のチラシが来ていました。↓
↑金沢物産展と聞くと、思い出すことがあります。
ホテル日航金沢にて
昨年の十月末、「金沢・福井旅行」の二日目、ホテル日航金沢内の和食処「弁慶」で夕飯を食べていたときのこと。
会席料理の一品として出てきた治部煮(じぶに)に、見慣れぬ野菜が入っていました。↓
↑色からするとにんじんのようですが、食べてみると水っぽくて、冬瓜のような食感。
一体何なんだろう? と思って、着物姿の若い女性店員さんに伺ったところ、店員さんもすぐにはわからなかったらしく「お待ち下さい」と奥に下がっていかれました。
加賀野菜
しばらくして、パンフレットらしきものを手に戻ってきた店員さんは、そのパンフレットを広げ、指さしながら説明してくださいました。↓
↑「それは、加賀野菜の「打木赤皮甘栗(うつぎあかがわあまくり)かぼちゃ」です」
↑へえ~、加賀野菜! それは旅行情緒があって良いなあ。
パッと聞いただけではとても覚えられない名称だったので、そのパンフレットの画像を写真撮影させてほしいと頼んだところ、「よろしければ差し上げます」と、パンフレットごとくださいました。↓
そんなことがきっかけで少しその店員さんとお話ししたのですが、私たちが北海道から来たと知ると、「金沢は北海道が大好きなんです」とおっしゃいます。
なんでも、香林坊(こうりんぼう:金沢市中心部のショッピングゾーン)にあるデパートでは、バトンリレーをやるように、北海道物産展が開催されているとのこと。
「あっちのデパートが終わったら、次はこっちで……という風に、ずっと北海道物産展が開催されているような状態なんですよ」と笑ってらっしゃいました。
金沢で北海道が親しまれていることを知り、遠く離れた場所同士ではあるけれど何か絆が結ばれているようで、嬉しく思いました。
西武旭川店の金沢物産展のチラシで、あのときの女性店員さんの顔が浮かびました。
いつかまたお会いする機会があるかな?