母が蟹の刺身を食べたがるようになって以来、より良い蟹情報を求め、蟹が目に入るとハッと反応してしまいます。
そんな折、食卓に何気なく広げられていたこのチラシ。↓
↑あっ! なんだか蟹がたくさん載っている! 何これ何これ!
美味しそう
↑「毛がに旬彩膳」というメニューを見ると、「半尾は活洗いで」という文言が目に留まりました。
「活洗い」って、生の蟹刺しのことだよね??
料金は13500円から色々と分かれているみたい。蟹料理ともなればこのくらいするのかなあ……と思いながらよく見ると、「大人お一人様 一泊二食」の文字。
旅館
あれっ。なんだ、料理屋じゃなくて、旅館かあ!
でも、チラシが配布されるくらいだから、ここからそう遠くない場所にある旅館なのだろう。
近場に新規オープンした旅館だったりして。どれどれ……。↓
↑……って、網走(あばしり)かい!!
↑旭川から約230km! 車で4時間半! 遠いよ! 遠いからという理由で行くのを断念した蟹どころの紋別より、遠いよ!!
やっぱり、北海道で美味しい蟹を食べようと思ったら、オホーツク海沿岸の地域まで行かなければいけないようですね。
チラシの旅館(網走の「友愛荘」)、興味はあるんだけどなあ~。
ここはやっぱり、先月オープンした駅前イオンモール内の「札幌かに本家」に行くのが無難なのかな?
追記:「友愛荘」の運営会社が破産
2017年追記:上記、網走の「かに本陣友愛荘」、運営会社が2016年3月末に破産申請をしたそうです。(参考:travelvision)
二年ぶりにこの記事を読み返して、そういえば網走のチラシが入っていたんだよな、あの旅館、今頃どんな感じなのかな……と思って調べてみたら「破産」と出てきたのでびっくりしました。
2000年には債務超過となり、上記記事の頃(2015年)にはもう資金繰りも限界だったようです。
それだけ苦しかったから、ダメ元のあがきで、こんな遠い旭川にまでチラシを出したんですね……(涙)。
運営会社が変わる
しかし、旅館が完全につぶれてしまったわけではありません。
HOTEL INFOによると、旧「かに本陣友愛荘」は『全国でホテルの運営や買収再生などを行うブリーズベイホテル(BBH)グループ』により「天都の郷ホテル本陣網走湖」としてリブランドされ、運営されているそうです。
肝心の料理(夕食)についてホテルのサイトを確認したところ、以前(「かに本陣友愛荘」時代)は蟹がメインで蟹料理が前面に押し出されていましたが、現在はそうではなく、一般的な会席料理の内容になっているようです(肉あり、野菜あり、刺身あり、みたいな)。
蟹がメインでなくなったことは少し残念な気もしますが、完全閉店にならなくて良かったです。
今後も、永く運営を続けていっていただきたいと思います。