私は、毎日パソコン画面を長時間見つめる生活を送っているせいもあってか、目に不調が出やすいため、目の健康を保つための対策を色々としています。
具体的には以下のような感じ。
日中の外出時は必ず紫外線カットサングラスをかける(詳細はこちら)
パソコン画面の明るさを暗めに設定する(詳細はこちら)
デスクスタンドの位置を手前にし、パソコン画面と手元の明るさが均一になるようにする(詳細はこちら)
就寝直前と起床直後に涙液タイプの目薬をさす(詳細はこちら)
そもそも目に優しいパソコンディスプレイを使用する(ブルーライトや画面のちらつき低減機能つき)(詳細はこちら)
そして、これに加えて欠かせないのが
目に良い成分(ルテイン)の入ったサプリを飲む
こと。
【ルテインとは】…強い抗酸化作用を持つカロテノイドの一種で、光による酸化ダメージから眼球内の「水晶体」と「黄斑部」を守っている。
ルテインが不足すると、白内障・加齢黄斑変性(AMD)といった眼病の一要因になる可能性があると、近年の研究で指摘されている。(参考文献:ルテイン情報局)
飛蚊症(ひぶんしょう)対策
私は、2015年頃から左目に飛蚊症の症状(視界の中で半透明の黒い点が動く)があり、それが悪化しないように目のサプリを飲み始めました。
↑最初に購入したのがこの「マキュガード オキュラーサポート」というアメリカ製のサプリ(「オキュラー」とは「眼球」の意味)。
二ヶ月分・60粒入り1457円(追記:2023年現在は2574円)
摂取目安は一日一粒
一粒あたり、ルテイン10mg入り
一日当たりのコストは約24円(追記:2023年現在は42.9円)
こちら、飲んでいてなかなか調子も良く、気に入って三年ほど継続していたのですが、2018年に、品質が高く評判の良いルテインサプリがあるとの情報を聞きつけ、そちらを新たに試してみることにしました。
濃いルテイン
↑それがこちらの「濃いルテイン」。(追記:2023年現在、商品名が「ルテイン」に変更されています。)
ニチエーという日本のサプリ会社の商品です。
三ヶ月分・90粒入り3780円
摂取目安は一日一粒
一粒あたり、ルテイン30mg入り
一日当たりのコストは約42円
↑こちら、それまで飲んでいたルテインサプリに比べて二倍近く高価なのですが、その分、配合されているルテインの量は一粒あたり30mg(今までのサプリの三倍)!
特許製法:FloraGLOルテイン
↑そして!! この「濃いルテイン」の最大のポイントが、含まれているルテインが「FloraGLO(フローラグロー)ルテイン」であるということ。
FloraGLOルテインとは
「FloraGLOルテイン」とは、アメリカのケミン・インダストリー社が特許を取得した製法により作られたルテインのこと。
その主な特徴は以下の通り。
純度の高い結晶化ルテインで、ルテイン以外のカロテノイドは10%未満。
化学的な不純物は含まれていない。
原料となるマリーゴールド(花)は残留農薬や保存料などの厳しい基準をクリアした、食品用となる高品質のもので、インドとタイの契約農場でのみ栽培されている。
2001年にアメリカの専門機関からGRAS(食品および飲料として用いる上で一般に安全と認められるもの)として認定された。
(参考:マリーゴールド その花言葉は健康、ルテインシンポジウム講演録(pdfファイル))原料が安全なのが良い
この中で私が最も良いと思ったのは原料の安全性が担保されている点。
なんでも、ルテインの原料であるマリーゴールドは、世界で流通しているものの80%が飼料用(動物用)で、食品用となる高品質のものは20%に過ぎないのだとか(*1)。
「濃いルテイン」に使われている「FloraGLO(フローラグロー)ルテイン」は、その原料の出所(しゅっしょ)がはっきりとしており、安心して飲めるのが良いなと思いました。(参考*1:ルテインシンポジウム講演録(pdfファイル))
シンプル原材料
↑原材料はこちら。三つしか入っておらず、とてもシンプルなのも良いです。
飲んでみた結果
そして、早速この「濃いルテイン」を飲んでみたところ……。
……うん、なかなか良い。
今までのサプリ(マキュガード オキュラーサポート)より、さらに飛蚊症の症状が抑えられることを期待したんだけれど、特にそういうことはなく、真っ白い紙なんかを見ると、視界に黒い点がたまによぎるのは変わらない。
けれど、今までより悪くなったということは絶対になく、今までと同等に良い。
……同等なのであれば、今までのサプリの方がよりお手頃価格なのだからそっちに戻しても良いのかなとも思ったのですが、「FloraGLOルテイン」に惹かれて、「濃いルテイン」を飲み続けることにしました。
安いサプリに浮気してみた
そして、「濃いルテイン」を飲み始めてから一年ほど経過した、昨年の秋頃。
国内大手メーカーが出しているルテインサプリで評判の良いものがあり、それは「FloraGLOルテイン」を使ったものではなかったのですが、価格が安く、「濃いルテイン」は高額なのがネックだなと日頃から感じていた私は、安くて良いならそれが一番いいなと思い、その、安いサプリを試しに使ってみることにしたのです。
悪化した
飲み始めて二日間は特に変化がありませんでした。
しかし三日目。
明らかに、目の奥が痛い。
眼精疲労というのでしょうか。こんなこと、今まで無かったのに!!
その安いサプリは一日あたりの摂取目安が2粒ということになっていたのですが、これを一日3粒に増量。
それでも目が痛い。
一日4粒にしてみたところ、ようやく落ち着いたわけですが、一日4粒も飲まなければならないのなら、まったく安くなくなる。「濃いルテイン」を一日一粒という方が安い。
安さが魅力で買ったのに、完全に本末転倒。
「濃いルテイン」に戻る
……というわけで、その安いサプリを一日4粒ずつ飲んですべて消費したあとは、速やかに「濃いルテイン」に戻りました。
飛蚊症の症状にばかり注目していたのですが、安いサプリを試してみて、「濃いルテイン」が目の疲れを和らげてくれていたことを知りました。
長くパソコンと向き合って作業していても、今まで、目の奥が痛むということがなかった。
それは、「濃いルテイン」サプリのおかげでもあったんですね。
「濃いルテイン」を続ける
色々とさまよった結果行き着いた「濃いルテイン」。
ちょっと高価ではありますが、その安全性が、長い目で見たときに体に悪い影響を与えないことに貢献してくれるでしょうし、目の健康を維持するのに個人的に手応えを感じるので、これ以上のサプリに出会えない限りはこれを使い続けていこうと思っています。