新品種の米「粒すけ」はグミのような弾力がすごい。味付けご飯に合う。冷めてもモチモチ【千葉県産】【開発に13年】

↑現在、月に二回ほど「無農薬野菜のミレー」から野菜を取り寄せているのですが、年末に届いた荷物の中に「千葉県産米プレゼントキャンペーン」なるものの応募券が入っていました。↓

↑こちら。千葉県が主催しているキャンペーンで、抽選で1万名に千葉県産の米と海苔が当たるというもの。

「粒すけ」と「千葉海苔」

応募条件がわりと厳しめ（応募券配布期間中に千葉県内の対象施設を利用or対象店舗から取り寄せ）なのに当選人数はそこそこ多いことから、これは応募すれば当選が狙えるかなあ？　なんて期待をしながら応募してみたところ……。

↑ウォーー！！　当たった！！　ありがとう千葉県！！

↑入っていたのは、「千葉県産　粒すけ　5kg」と「江戸前　千葉海苔」のセット。

「粒すけ」は千葉県産の米新品種

↑しかしこの「粒すけ」って初めて聞く名前で、一体どういうお米なんだろうと思って調べたら、なんと2020年9月にデビューしたばかりの新品種なんですね！！

「コシヒカリ」と「佐系（さけい）1181」を掛け合わせて人工交配により育成された米なのだそうで、千葉県が13年かけて開発したとのこと。

その特徴としては

ということが挙げられるようです。（参考：粒すけ特設ウェブサイト、粒すけパンフレット）

チーバくん

↑パッケージデザインのメインは、千葉県のマスコットキャラクター「チーバくん」。

↑チーバくんといえば、千葉県の形を犬に見立ててイラスト化したこの姿が有名で、私もこれは知っていたのですが、この横向きの姿を立体化して正面から描いているというのがすごいなと思いました。

↑正面から描いてしまうと、もう、千葉県の形なんだか何なんだかわからなくなってしまうという（笑）。

でも、特別に「粒すけ」専用のデザインを作るというのではなく、チーバくんを使った、手作り感あふれる素朴なデザインに仕上げているところが、千葉県の、このお米に対する愛情を感じさせて良いですね。

米の外観

↑早速炊こうと思い、炊飯器に出してみました。割れもなく、粒ぞろいの綺麗なお米です。

↑「粒すけ」と、こちらも大粒として有名な「つや姫」（五分づきなのでやや茶色がかっています）を比べてみるとこんな感じ。見た目の大きさは大体一緒かな？

粒すけを炊いてみた

↑そして！！　炊きあがったのがこちら！！　すっごく真っ白！！　キラキラ綺麗！

日頃、米は基本的に玄米か、精米してあったとしても五分づきのものを食べているので、完全な白米にお目にかかるのはかなり珍しく、余計に真っ白に見えました。

↑粒すけの特徴として「ご飯粒が白くツヤがある」というのが挙げられていましたが、確かにそれは本当に言えると思いました。雪のようにキラキラ。

粒すけを食べてみる

↑そして！！　よそってみた！！　粒すけ！！

↑どんな味なのか！　食べてみます！！　興味津々！！

すると……。

これは、すごい弾力。

ブリンブリンのゴム玉のような。グミのような。

味わいは淡泊というか、わりとあっさり、さっぱりした感じで、香りも強くなく、クセがない。

とにかく、弾力。もちもち感というよりは、ボヨンと跳ね返るような強さがあります。

味付けご飯に良い。冷めても美味

↑白ご飯として食べた以外のご飯は梅おかかおにぎりにしてみたのですが、粒すけって、こういう、味付けご飯に向いていますね。

ご飯そのものの味や香りが強くないので、具材（梅やおかか）の風味が生きます。

そして、あの弾力感のおかげで、冷めてもパサつかず、もっちりとした食感が楽しめます。ですから、冷めること前提のお弁当のご飯なんかにも向いているんじゃないかなと思いました。

千葉県の好感度アップ

というわけで「粒すけ」、食べさせてもらえて、とても楽しかったです！

この、ゴム鞠（まり）のような弾力はお米界では唯一無二だと思うので、その特徴を生かして、今後、粒すけが活躍する場が増えたら良いなと思います。

まだデビューして間もないせいか、無農薬や有機栽培の粒すけというのは私が調べた限りでは見当たらなかったので、そのうちそういうものも出てきてくれると嬉しいです。

こんなものを太っ腹にプレゼントしてくれた千葉県の好感度が私の中でかなり上がりました。

残った「粒すけ」も、これから大事に食べさせてもらおうと思います！

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