いつか京都観光したいね、なんて話になって、いつのことになるかも全然わからないのに、行きたい場所や食べたい物をあれこれ探しているうちに、京都にはみたらし団子の名店がいくつもあるのを知りました。
みたらし団子……みたらし団子かあ、う~~ん、美味しそう、食べたあああ~~い!!
みたらし団子を手作りする
にわかに高まるみたらし団子欲求。
そこで取り急ぎ、市内の和菓子店をいくつか巡ってみたらし団子を買って食べることにしました。
しかし、購入したみたらし団子は、団子の原材料(米粉)が外国産だったり、タレの添加物(カラメル色素や増粘剤)が気になったり、まあまあ美味しくはあるものの、味もちょっと甘すぎたりして、いまいち満足ができません。
収まらないみたらし団子欲……。
う~ん。こうなったら、手作りした方が理想に近づくのでは??
ということになり、母が、みたらし団子作りに乗り出してくれることになりました。
熊本県産の有機米だんご粉
↑そこで購入したのがこちら! 熊本県産 有機米だんご粉!!(有機JAS認定)(300g入り902円)
「だんご粉」とは、うるち米ともち米をブレンドして水に浸けた後、挽いて粉にし、乾燥させたもの。(*1)
やわらかすぎず、弾力がありコシが強めの団子が作れるのが特徴(*2)。
(参考*1*2:だんご粉 株式会社マエダ,delishkitchen,macaroni)
うるち米ともち米の比率
「うるち米」と「もち米」のブレンド比率は、だんご粉のメーカーによって異なるのですが、今回購入した「熊本県産 有機米だんご粉」は、
と、もち米優勢の割合で作られています。
原材料
↑原材料はこちら。「もち米」も「うるち米」も100%熊本県産有機栽培で素晴らしい!
みたらし団子のレシピ
【団子の材料】
だんご粉…100g
水…70ml
【みたらし餡(タレ)の材料】
粗糖…大さじ2(24g)
醤油…大さじ1(18g)
みりん…大さじ1(18g)
水…大さじ4(60ml)
片栗粉…小さじ2(6g)
↑ボウルにだんご粉を入れ、水を大さじ1杯程度ずつ注いでその都度指先で円を描くように混ぜ合わせる。
↑指先で水とだんご粉を混ぜ合わせているところ。
↑だんご粉に水がある程度混ざったら、耳たぶくらいの硬さになるまでこねる。
↑耳たぶくらいの硬さになるまでこねたら、さらに30回ほどこねる。こうすることで生地にさらにまとまりが出る。
↑できあがった生地を16等分し、1個ずつ手のひらで転がして丸く形を整える。
↑鍋にたっぷりの湯を沸かし、丸めただんごを入れ、ぐらぐらと沸騰させた中で3分ゆでる。
↑やがてだんごが浮いてくるので、すべてのだんごが浮き上がってから3分さらにゆでて芯まで火を通す。
↑だんごがゆだったら網ですくい取り、水を張ったボウルに入れ、2分ほどそのままにして粗熱を取る。
↑粗熱が取れたらザルにあけ、水気を切ってだんごの完成。
↑次にみたらし餡を作っていく。まず、火にかけていない状態の小鍋に、みたらし餡の材料をすべて入れ、ヘラで良く混ぜて溶かしておく。
↑材料がよく混ざれば強火にかけ、絶えずヘラでかき混ぜながら加熱する。
↑透明感が出てとろみがついたらすぐにごく弱火にし、さらに一分間素早くかき混ぜてとろみを安定させ、その後で火からおろす。
↑みたらし餡の完成です!
みたらし団子のできあがり
↑だんごに、たっぷりとみたらし餡をかければ、みたらし団子の完成ーー!! ウワー美味しそう!
↑煎茶とともに……。
↑いただきます!!
食べてみると、ウワーー、これは美味しい!!
もっちりともち米の香りがするだんごに、キリッと甘じょっぱい濃厚タレが絡んで、いくらでも食べられてしまいそう!!
みたらし団子って、家で作るのは初めてなのですが、家でこんなに美味しいものが作れるんですね!!
これだけの物が家で作れるなら、京都にすぐには行けなくてもなんとかなりそう。
手作りみたらし団子、いいね
今回、みたらし団子を手作りして、かなり理想に近いものができたと思います。
市販のみたらし団子は、団子の軟らかさを保つためか、団子自体に砂糖が入っていて甘い場合が多く、それがあまり好みでないのですが、手作りだと作ってすぐ食べるので団子に砂糖を入れる必要もなく、スッキリとした味わいで美味しいです。
そして、超・優良原材料!! 国産有機米のだんご粉! タレも無添加!!
安心して食べられるのが何より嬉しいです。
今回作ってくれた母によると、みたらし団子は「すごく簡単。水とだんご粉さえあれば、ちょっと練ってゆでればすぐできる」とのことで、手作りのハードルも低そうなので、今度、私もチャレンジしてみようかなと思います!