↑こちら、11年前に購入したモンベルのフリースジャケット。
毎年、冬場の室内着として欠かせず、今年もそろそろシーズンなので引っ張り出してきて洗濯したのですが、この、フリースという素材には洗濯のたびに困らせられてきました。
埃がつきやすい
何に困るかというと、これ!!↓
↑この、
細かな
フリースの特性なのかもしれないのですが、洗濯すると、ものすごく埃がつきやすいんですよね。
最初は間違ってティッシュでも一緒に洗濯してしまったのかと思ったのですが、そうではない。
他の洗濯物はこんな風にならないのに、このフリースだけ、洗濯後はいつもゴミだらけ(汗)。
取るのが大変
仕方ないので、乾いてからいつもガムテープでくっつけて取っていたのですが、何度もテープを取り替えてはペタペタやらなければいけないのでけっこう大変。
しかも私と母の二着分、広範囲なので作業量も多い。
そもそも埃がつきにくいように、目の細かい洗濯ネットに入れてみたり、洗濯機のゴミ取りフィルター内にさらに不織布フィルターをセットしてみたり工夫しましたが、軽減はされても完全予防とまではいかない……。
エチケットブラシ
これ、もっと楽に取る方法ないのかな……。
今年も例に漏れず埃がついてしまった洗濯後のフリースジャケットを見て、私は考えました。
そこで、ふと思い出しました。
そうだ……。うちに昔、エチケットブラシ(洋服の埃取り用ブラシ)があったよな。あれ、使えないだろうか。
心当たりがある場所を探してみると……あった!!
ベストトレッサー
↑それがこちら!!
↑その名も「ベストトレッサー」(笑)。
↑この、毛足の短いカーペットのようなブラシで埃を取ります。
うちには、30年近く前からこれがあります。ここ15年以上くらいは使った記憶がないけれど、これなら上手く埃が取れるかも??
埃を取ってみる
↑というわけで早速ブラシで埃部分をサッサッとやってみると……おっ?? なんだか、取れてる取れてる!!
↑ウォーーー!! 綺麗に取れとるやーーーん!! ガムテープで取るより楽でいいわーー!!
エチケットブラシの埃を掃除
↑そしてこちらがベストトレッサーの方に移動した埃。
このベストトレッサーが普通のエチケットブラシと違うのは、この、埃の掃除のしやすさ!!
↑本体後ろのつまみをカシャンカシャンと左右にスライドさせると、ブラシ表面の埃が掃除されます。
↑フタを開けると、取れた埃が中に溜まっているので、それを捨てれば掃除完了。
↑こんな感じで溜まっています。
サイクロン掃除機のゴミを捨てる感覚と似ているかな?
まだ売っていた
こうして、毎年地味に困っていた「洗濯後フリース」のゴミ取りを楽に終わらせられ、ああ~、良い案を思いつけて良かった。と思っていたのですが、この昔懐かしいアイテム、今も売られているんだろうか?……と気になって調べてみたところ……。↓
(画像出典:Amazon商品ページ)↑あ。あった(笑)。しかも見た目もほぼ同じ。すごいロングセラー。
うちにあるものとまったく一緒なのだろうかと思って細かく見たところ、裏のつまみ部分やゴミ入れのフタが改良され、柄を握ったまま片手で操作できるようにリニューアルされており、この数十年で立派に進化を遂げている様子。
大阪の会社の商品だった
この「ベストトレッサー」、「日本シール」という大阪にある会社の商品なのだそうで、信頼のMADE IN JAPAN。
創業は大正11年(1922年)。世界に先駆けてエチケットブラシを開発し、昭和34年(1959年)から発売していて、「エチケットブラシ」というのはこの会社の登録商標とのこと(*1)。(参考*1:日本シール株式会社)
「洋服の埃取りブラシ」のことは「エチケットブラシ」というのだと一般名称のように思っていたので、この「ベストトレッサー」の会社が発祥の言葉と知って驚きました。
さすが元祖エチケットブラシの会社の商品、何十年経ってもバリバリ使えますね。今後も、布についた埃に困ったら、ベストトレッサーで除去することを試していこうと思います!