今日、いつものようにデジカメ(ソニーRX100)で撮影をして、一段落したのでカメラを置き、電源ボタンをOFFにしました。
しかし、何やら様子がおかしい。↓
↑電源を切ったはずなのに、
確かに電源は切れている
電源ボタンの押し方が浅かったのだろうかと思ってデジカメを手に取ってみますが、電源ONなら点灯するはずの緑ランプは消えていて、確かに電源は切れている様子。
え゛?? 電源が切れているのにどうして鏡筒が引っ込まないの??
いつもだったら、電源をオフにすれば、ウィーンと勝手に鏡筒が本体に収納されるのに。
……などと焦っているうちに、おもむろに、思い出したように鏡筒が引っ込みました。
静けさを取り戻したデジカメを手に、良かった、ちょっとしたバグかな、なんて思っていたのですが、試しに電源をオンにしようとしてみたら、今度は電源が入らない!!
電源が入らない
↑撮影画像を確認するためのボタンを押しても、モニターは真っ暗。
ダメだ、もはや、何のボタンを押しても、何の操作をしても、一切の反応がない!!!
充電もできない
試しに、本体にケーブルをつないで充電を試みましたが、充電中を示すオレンジランプも点きません。
充電もできない!! そしたらこのカメラ、今、バッテリーに残っているパワーが自然放電してなくなったら、もうそれっきりってこと??
何?? 故障したの??
何で?? ついさっきまで撮影できてたじゃん!! あれが最後の写真だったっていうの??
信じられない
色々なことが頭を巡りました。
このカメラを本格的に使い始めたのは一年前だけれど、購入は二年前だから一年間の保証期間は過ぎてる。
修理に出そうか? それとも安い新品を買った方が良いのか……。
それにしても信じられない。まだ一年しか使ってないのに。
大事に扱ってきた
デジカメ市場は高級化して、これだけ良いカメラを再び買えるかわからないから、このRX100のことはものすごく大事に扱ってきたのに。
料理途中に写真を撮るとき、はめているゴム手袋に多少小麦粉がついていたりした場合、先代カメラではその小麦粉ゴム手のままシャッターボタンを押したりしてしまっていたけれど、RX100では、いちいちゴム手を脱いでカメラを扱い、ボタン周りに異物が入らないように気を遣っていた。
電源ボタンを押してから、起動が完全に終わるまでが遅いカメラだけれど、負担をかけないよう、きっちり起動が終わってから操作するようにしていたし。
そういう気遣い、けっこう大変だったのに、こんなにすぐ壊れるってことある? カメラの内部が繊細すぎるのか?
バッテリーを外して入れ直す
もうダメだ。故障した。
ショックの中、私はまだこのカメラに対してできることを探して、思いついたことをヤケッパチでやってみることにしました。↓
↑それは、この、バッテリーを取り外して、端子に息を吹きかけ、また入れてみるということ。
大昔、ファミコンで、ソフトを本体に挿してもうまく認識しないときに、ソフト裏の端子にフッと息を吹きかけてから挿し直すとうまくいくということがけっこうあったので、そのノリです。
……こんなことしたところで何がどうなるっていうんだ……(笑)。という気持ちで実行。
そしてバッテリーを入れ直したカメラの電源ボタンを押してみると……。
えっ。あっ?? ついた!!
初期化されたが
モニターに映し出されたのはデジカメの初期設定画面。
何やらすべてがリセットされて、現在日時が五年前の2017年1月1日になったりしていましたが、設定をし直して試しに撮影。
チェックすると、無事に撮れているっぽいーーー!!!(涙)
スタンダードな方法らしい
その後、調べたところ、デジカメの電源が入らない等の不調があったときにバッテリーを入れ直すというのはけっこう有名な方法らしい(参考:Canonよくある質問)。
デジカメにおいてこんな不具合に出くわすのは初めてだったので、直る余地もないほど故障したと思い込んで調べることもせず自分で適当にバッテリー周りをいじったのですが、それがたまたまうまくいって良かったです(涙)。
ソニー公式で修理受付中
ちなみに本格的な故障の場合は修理に出せるのか調べてみたら、RX100はまだソニー公式で修理を受け付けてくれているようで、修理料金目安としては「16500円以上」(見積もり後に正式決定)とのこと。
発売から11年も経過したカメラなのにまだ修理を受け付けてくれているなんて素晴らしすぎる!!
RX100はコンパクトボディーに多機能を詰め込んでいるせいで不具合が起きやすいのかもしれませんが、いざとなったらソニーに修理を依頼したいと思います。
なるべく長く、これからも伴走してほしい!! 頑張れRX100!!