昨日買ったかぼちゃが台所の床に転がっているのを見た母が、「かぼちゃの煮付けが食べたいな」とつぶやきました。
かぼちゃの煮付け! そういえば、かぼちゃの煮付けなんてしばらく食べていません。口の中に蘇るあの甘じょっぱい味……。食べたい! 食べたいぞ!
「母さんが作ってくれるの? もし大変なら私が……」と言いかけて、私は自分がかぼちゃの煮付けというものを今までに一度も作ったことがないことに気づきました。
よし、じゃあこの機会にレシピを教えてもらおう。おふくろの味を受け継ぐチャンス!
母のかぼちゃの煮付けレシピ
改めて言い直します。
「もし母さんが作れないなら私が作るから、調味料やだし汁の配合をメモしてもらえる?」
母は即答しました。
「えーっ、適当だからわからない」
ガクッ……。これだよ……母さんはいつもこれだよ……。
「適当じゃダメ! 料理が得意な人はそうやって調味料が適当でも作れるのかもしれないけど、私はそれだと失敗するの! ちゃんと大さじ何杯とか数値化して!」
母は、「は~い」とのらりくらりしています。「そうそう、調味料の分量がはっきりしていないから、毎回味が変わるんだよね」なんて嬉しそうに言っているし……。
母さん! 頼んだよ! ネットで調べればかぼちゃの煮付けのレシピくらいすぐわかるだろうけれど、私は母さんのレシピが知りたいんだからね!
レシピ完成
後日追記:母から詳細なレシピを聞くことは叶わなかったのですが、断片的な情報を元にかぼちゃの煮付けを作ってみました!
母から得た断片的な情報は以下の五点。
1.味つけは醤油とみりん。
2.最初にかぼちゃをだし汁とみりんだけで煮付ける。
3.だし汁はかぼちゃがひたひたになる程度。
4.かつおと昆布の合わせだしが美味しいっぽい。
5.わりと薄味。
↑肝心の醤油とみりんの分量が謎のままでしたが、以上の情報から、私が割り出してみた材料がこちら。↓
かぼちゃ…1/2個(630g)
だし汁…かぼちゃがひたひたになる程度(400mlくらい)
みりん…大さじ3
醤油…大さじ1
上記材料でやってみて、「う~ん、わりと母さんの味に近いような気がするんだけど……」という煮付けができあがりました。
どうかな……と思いつつも仕事から帰ってきた母に食べてもらったところ、「そうそう、こんな感じ! 美味しい!」と拍手をもらいました。
どうやら及第点のようで良かったです。
(今回作った「かぼちゃの煮付け」の詳細レシピ(作り方)はこちら!)
それにしてもかぼちゃの煮付けって、かぼちゃそのものの美味しさにも大きく影響される料理ですよね。今回使った沖縄のかぼちゃはほくほくとして適度な甘さもあったので助かりました。
つまみ食いをしすぎてお腹がいっぱいです。かぼちゃってお腹にたまりますね。