NHKドラマ「蒼穹の昴」を毎週楽しみにしています。
清朝末期の中国が舞台で、俳優陣もほとんどが中国人。飛び交うのは中国語で、日本語の字幕が終始出ています。
大学時代、私は第一外国語として中国語を専攻したので、言語への興味も相まってとても面白くドラマを見ています。
今日のシーンで、「誰だ!」「ワシだ!」と、怒ったような二人のやりとりがあったのですが、未だかつて、あんな激しい「シェイ!(誰)」「ウォ!(我)」は聞いたことがありませんでした。
中国語は、シンプルな言葉でも語調で細かなニュアンスをつけられるんだなと、新たな発見をした気分です。
追記:母に中国語講座
NHKドラマ『蒼穹の昴』を毎週見ているせいか、脳の中の中国語分野が刺激されています。
そこで、学生時代は語学が得意でなかったという母を相手に、ミニ中国語講座を開きました。
一から十までの読み方です。
一から順にやって、七と八まで来たときです。
「七、八はチー、バー」紙に発音をカタカナで書きながら説明していると、「チー、バー?」と母。続けて「チーチーパッパ、チーパッパ」と歌い出しました。
「ちょっと!」「エヘヘ」
……しばらく経って、母が覚えていたのはこの「七(チー)と八(バー)」だけでした。チーチーパッパで覚えたんでしょと言うと、満足げにうなずいていました……。
(※チーチーパッパとは、「雀の学校」という童謡の歌詞です)