2014年の1月に新規購入したパナソニックの掃除機。↓
使い始めてもうすぐ二年が経ちますが、今まで、ごく順調に仕事をこなしてきてくれていました。
それが。今日、いつものように絨毯に掃除機をかけようとして、異変に気づきました。
妙に、ヘッドが重たく、前に進みにくいのです。
進まない…
↑この掃除機のヘッドには「自走式ブラシ」というものが搭載されていて、掃除機をかけるときに軽い力で進むようになっています。
けれど今日は、なんだかそれがとっても重たい。
絨毯に落ちた髪の毛も、いつもならバーッと絡め取ってくれるのに、今日は何度往復させてもなかなか吸い取ってくれない。
どうしたんだ……。何が起こったんだ……。
私は、ヘッドをひっくり返して見てみました。
↑回転部(ブラシ部分)を触ってみます。すると……。
ガチッと固定されたように、まったく動かない……。
いつもだったら指の力で回転させることのできるブラシが、全然動きません。これはおかしいです。
パッと見た目では、原因がわかりません。これは、見えない部分に何か絡まっているのかもしれない……。
というわけで、私は回転部を分解してみることにしました。
分解
(画像出典:panasonic MC-PC33AG-S 取り扱い説明書)
↑購入当初、説明書を読んだときに、この掃除機はブラシ部分を取り外して水洗いできる仕組みになっていることを知りました。
いや~、そんなことまでできるんだ。でも大変そう~。そこまでやることはないだろうな~~。
なんて思っていたのですが、ついに、ブラシ部分を取り外す機会が訪れてしまいました。
↑この、黒いプラスチック部品の溝(写真では見えにくいですが)に硬貨をはめて回し、ブラシを取り外します。
すると、ブラシの端にはまっていた部品に、髪の毛がグルグルのコイル状となって絡みついていました。
摩擦熱で焼けたのか、巻き付いた髪の毛はチリチリになっていて、なんだかとても取りにくい!
へばりついたようになっている部分もあり、完全には取り除けませんでしたが、爪楊枝を駆使して大部分は綺麗にしました。
これで動けばいいな……と思いながらブラシを元通りにして掃除機をかけてみると……。
あっ! いつも通りの使い心地! 軽く進む!
取り急ぎ、問題解決できて一安心です。
髪の毛
それにしても髪の毛って掃除機には密かに大敵ですね。
しかし、この掃除機の前に使っていた機種(東芝VC-H71P:1995年購入、19年間使用)にも一応ヘッドに回転ブラシがついていましたが、分解掃除をしたことは一度もありません(目に見えてブラシに絡まっている髪をハサミで切って取り除いてはいましたが)。
それでもこんな風にブラシが回らなくなるなんてことはなかったので、今回、ヘッドの分解掃除が必要になったことに少し驚きました。
このパナソニックの掃除機はそれだけ髪の毛を絡め取る性能が高いということなのでしょうね。細かい部分にグルグルに絡みついてしまうほど、よく髪の毛を吸い取っているのだと思います。
実際、絨毯に落ちた髪の毛の掃除は本当に楽で助かっています。
うちは、私も母も髪が長いので、今後も掃除機でしょっちゅう髪の毛を吸い取りますから、いずれまた今回と同様の状況が発生すると思います。
そうなる前に……。これからは数ヶ月に一度くらいはヘッドの分解点検をしようかな? と思います!