毎週行っているスーパーで「九州フェア」が開催されるという案内のチラシが入りました。↓
↑このチラシを見た母が、「これが気になる」と指差したのが「かるかん饅頭」という和菓子。
↑こちら。鹿児島県の名物らしい。
「国産の米粉・山いも」「国産小豆」と、並ぶキーワードも体に良さそうで、よし、じゃあ、次にこのスーパーに行ったときに買ってみようという話になりました。
かるかん饅頭
そして先日、買い出し日にそのスーパーに行ってみたところ……。↓
↑おっ。あったあった! かるかん饅頭!!
↑というわけで一つ購入!!
国産率の高い原材料
原材料はこちら。↓
↑生地には国産山芋と、鹿児島県産「あきほなみ」100%を加工した米粉を使用していて、あんこの小豆は北海道産なのだそう。
国産率が高く、高品質!
小麦粉不使用のグルテンフリーなので、そういうのを気にしている方にももってこいです。
↑1個あたり114kcal。
↑「軽羹」とプリントされたフィルムで個包装されています。ぽってりとした手のひらサイズ。
煎茶とともに
↑煎茶とともに!
↑切ってみると、真ん中に綺麗なあんこ。
↑それではいただきます!
食べてみると、おっ……これは、皮から、本当に山芋の香りがすごくする!
どこかしらぬめぬめした感じもあって、とろろっぽい!
あんこはサラッサラのこし餡で、甘みが強いですが、皮が甘くないので、全体的にはあっさりとしていて食べやすいです。
ねっちりむっちりした皮の食感がイイ!
和風スポンジケーキ
この、「軽羹」(かるかん)という和菓子は、昔、妹が菓子専門学校に通っている時に「授業で作った」と言って持ち帰ってきてくれたのを確か食べたことがあります(あんこ無しの四角いブロック状のもの)。
そのときは、和風スポンジケーキみたいだなという印象で、小麦粉を使わないでここまでケーキのようなものができるのはすごいなと思った記憶があります。
その「軽羹」を饅頭仕立てにしたものを今回初めて食べたわけですが、あんことの相性も良いですね!
薩摩藩生まれの格式高い菓子
九州特産だとは初めて知りました。
↑調べたところ、軽羹は江戸時代に薩摩藩で生まれ、薩摩藩主(島津家)の祝いの席などで出された格式高いお菓子だったとのこと。(参考:wikipedia、軽羹の初見)
↑そう言われてよく見てみれば、軽羹の包装に島津家の家紋(丸に十文字)が!!
ほおお~そうかあ、このお菓子にはそんな歴史が刻まれているんだなあ……。
殿様の食生活
江戸時代のお殿様の食生活をわずかながらにでも追体験できると思うと、とても感慨深い。
当時は超高級で庶民は絶対に口にできなかっただろうものを、今、こうして手軽に食べられるのはありがたいですね!
何とはなしに買った饅頭で、思いがけず歴史に触れられて面白かったです!
(個人的に、NHK大河ドラマ「篤姫」で、