冷凍庫の中に、使われないまま残っていた焼きそばの麺↓。
↑その名も「自然の味 水を加えて調理する焼そば」。
↑原材料はこちら。国産小麦100%使用の優秀な一品。
↑そして、その消費期限は約一年前……。
元々はあんかけ焼きそばに使っていた
こちらの麺、以前は、あんかけ焼きそば用にカリカリの揚げ焼きにして使っていたのですが、ちょうど一年ほど前に背中の湿疹対策で日常の油摂取量を控える意識を持って以来、「あんかけ焼きそば」の「揚げ焼き麺」を「ご飯」に替えて「あんかけご飯(中華丼)」にして食べるようになったため、自然と使わなくなってしまったんですよね。
何かに使いたい
冷凍庫に余裕があればいつかの「あんかけ焼きそば」のためにとっておいても良いのだけれど、現在、冷凍庫は作り置きなどの冷凍品でいっぱいで、少しでもスペースを空けたい状態。
ということで、何か、この焼きそば麺を使って料理を作ろうということになったのですが、一体、何を作ろう??
普通に考えれば、焼きそば麺なんだから焼きそばを作れば良いということになるのですが、焼きそばって、この十年で一度作ったことがあるかないかレベルのもので、美味しく作るにはレシピも再調査が必要だし、なんとなく大変そうに思えます。
スパゲティーが良いのでは
じゃあ、普段作り慣れている麺類メニューの麺を、この焼きそば麺で代用すれば気楽なのでは?
日常的に一番食べる麺類といえば、ミートソーススパゲティーだ!!
スパゲティーの麺として、焼きそばの麺……うん、合わないこともない気がする。
ということで、スパゲティーの麺としてこの焼きそば麺を使ってみることにしました。
麺をゆでる
↑まず、鍋にたっぷりのお湯を沸かします。
↑冷凍状態の焼きそば麺を投入。(スパゲティー麺の場合お湯に塩を入れますが、この焼きそば麺には塩が含まれているため、ただのお湯で茹でました。)
↑麺の固さを見ながら、最終的に6分間ゆでました。
↑
↑太めの、しっかりした角切り麺。スパゲティーの麺とは全然違います(笑)。
ミートソーススパゲティーにして食べる
↑この麺に! 別のフライパンで作った具をのせてミートソーススパゲティーのできあがり!(具は「オーサワのベジパスタソース」に人参+玉ねぎを加えて作りました。詳しいレシピはこちら)
↑さあ! 焼きそば麺とミートソースの相性や
早速食べてみると……オッ??
すごい! なんかすっごくモッチモチ!! 生パスタみたい!! 美味しい~~!!
想像以上に合う!!
母も同様に言っていて、二人であっという間に食べきってしまいました。
スパゲティーにするためにこの麺を買いたくなるくらい相性抜群です。
普通の焼きそば麺ではなく「富士宮焼きそば」だった
へえ、焼きそばの麺ってスパゲティーにしたらすごく美味しいんだな。新発見!! と思い、記事にしようと思ってこの麺について改めてよく調べたところ、何やら、今回使った焼きそば麺は一般的な焼きそば麺とは違うらしいことが判明。
なんでも、今回使った焼きそばは、
【一般的な焼きそば麺】…麺を蒸したあと、もう一度ゆでる。
【富士宮焼きそばの麺】…麺を蒸したあと、ゆでずに、冷水で冷やして油でコーティングする。
(参考:お取り寄せる小マツコのばかうまグルメン、元祖富士宮やきそば よねやま)そのため、一般的な焼きそば麺より水分が少なく、コシのある麺になっているそうで、そう言われてみれば普通の焼きそばってもっと細くて軟らかい麺だから、焼きそば麺なら何でも良いというわけではなく、富士宮焼きそばの麺だったからこそあんなモチモチ食感でスパゲティーの具に合うということが言えるんだなと思いました。
美味しく消費
ということで、使い道に困っていた焼きそば麺を美味しく消費できて良かったです!
国産小麦を使用しているからという理由だけで何気なく買っていた焼きそば麺が実は「富士宮焼きそば」という独特の麺で、その特徴を学ぶ機会を得られたのも面白かったです。
いつもは全粒粉スパゲティーを使っていて、そっちの方が栄養面では安心感があるのですが、この「富士宮焼きそば麺スパゲティー」も印象的な美味しさだったので、また、本格生パスタのようなスパゲティーが食べたくなったら取り寄せてみようかなと思いました。(スパゲティーを作るために焼きそば麺を取り寄せるというのも変な話ですが……笑)