昨年の11月に初めて食べて美味しかった「糠(ぬか)にしん」を、久しぶりに買ってきて食べることになりました。
お腹の糠を流し忘れる
糠にしんの調理を担当してくれたのは母。
私は大根おろしの担当です。
私が一心不乱に大根をおろす隣で作業を進める母。
凍った糠にしんの表面についた糠を洗い流し、油を引いたフライパンにのせます。
フタをして中火でじっくり焼き(表、裏、それぞれ10分ほど)、そろそろ良い焼き色がついてきた頃かな……という頃。母が、「失敗しちゃった!!」と声を上げました。
「どうしたの?」「にしんのお腹の中に詰まってた糠を洗い流し忘れちゃった」
お湯で洗い流す
ほら、と、母がにしんのお腹部分を指します。↓
↑この、おからのような、ししゃもの卵のような、茶色のボロボロとしたもの。これが、洗い流し忘れた糠だというのです。
「前回はちゃんとお腹の中まで洗ったのに……今回は忘れちゃった」
「箸で掻き出して食べれば良いんじゃない?」
「う~ん……」
その後、結局母は、焼いた「糠にしん」に詰まった糠を、お湯で洗い流していました(笑)。
お湯で洗った焼き魚
焼き魚をお湯で洗うって大丈夫かなと思ったのですが……。↓
↑最後に水気をキッチンペーパーでよく拭ったら、見た目はわりと大丈夫な感じになりました。
↑味も良かったです。ただ、やはり、お湯洗いのせいか、ちょっと塩気が抜けていました。
「次回はちゃんとお腹の中の糠も洗い流してから焼こう!!」と、母は今から張り切っています。