コーヒー……。アイスコーヒー。飲みたくないですか??
マクロビオティック実践開始以来、コーヒーは「極陰性」ということで封印してしまったのですが、マクロビオティックを卒業した今、再びアイスコーヒーが飲みたくなってきました。
そうとなれば話は早い! しまいこんだコーヒーミルやサーバー、ドリッパーを、台所やら納戸やらから全部引っ張り出して準備万端。
カフェインに弱くなった
あとは豆を買うだけ。ここで迷いが生じます。最近、私はカフェインに弱くて、煎茶を一杯飲んだだけでも眠りがかなり浅くなってしまいます。
コーヒーもカフェインがきついよなあ……。飲みたいけど、眠れなくなるものイヤだし……。
デカフェ
そこで思いついたのがデカフェというやつです。名前だけ知っていました。カフェインの入っていないコーヒーだと。
コーヒーからカフェインだけ抜くなんてどういう仕組みなんだ? 美味しいのか? など、様々なハテナはありながらも有機JAS認定のデカフェを注文してみることに。
さて……どんな味なんだろう??
届いた~デカフェの作り方は?
そして後日、注文していた有機栽培デカフェ(カフェイン抜きコーヒー)(粉タイプ)が届きました! 待ってました!
コーヒーからカフェインだけを抜くなんてどういう仕組み? と、ちょっと戦々恐々だったのですが、『カフェインと健康』というサイト(2017年時点でサイト閉鎖)によると、コーヒーからカフェインを抜くには以下の3つの方法があるとのこと。↓
薬品を使う方法
水を使う方法
二酸化炭素を使う方法
このうち、「薬品を使ってデカフェにしたもの」は日本では輸入禁止になっているとのことで一安心。
商品の裏にもちゃんと「薬品を使わない特許製法で風味はそのままカフェインだけを抜いたコーヒー」と記載されていました。
有機JASのマークが無いが
有機豆使用のはずなのにパッケージに有機らしき表示が一切ないのも気になったのですが、ecoshop和さんの記事によると、『カフェインを除去するドイツの加工工場が有機JAS認定を取得していないため』有機の表示をしていないとのこと。
しかし、豆そのものはちゃんと有機の認定を受けているものを使っているのだそうです。
これで、密かに抱いていた不安点二つが解消されました。
残る懸念は味なわけですが……。
良い香り
封を切り、匂いを嗅いでみると……。!! すっごく良い香りじゃないか!!
濃密な、コーヒーの良い香りですよ。もっと、コーヒーの抜け殻のような気の抜けた香りなのかと思ったのですが、全然、コーヒーだ!!
これは期待が高まるぜ!
ハンドドリップでアイスコーヒー作り
早速アイスコーヒー作りに入ります! アイスコーヒーはあとで氷で冷やすときに薄まるので、濃いめに出します。今回は、一人分(180ml)につき20gの粉を使いました。
2006年あたりにコーヒーをハンドドリップで淹れることに凝っていて、随分練習したので、三年ほどブランクはありますが体が覚えていてスムーズに淹れられました!
↑氷で急冷。
↑飲んでみると……。ややっ!! 美味しい!!甘酸っぱい風味で、味わいに奥行きと複雑さがあって、香り高くて。これは、これは……本物のコーヒーじゃないか!
今までうちで作ったアイスコーヒーで一番美味
カフェイン抜きというと、もっと、スカスカな味になるのかなと思っていたのですが、全然! ちゃんとコーヒーです。美味しい!
はっきり言って、今までうちで淹れたアイスコーヒーの中で一番美味しいです。過去、色々とやったことがあるんですけどね。
こんなにちゃんとコーヒーなのに、眠れるなんて!! デカフェ、いい! デカフェ万歳!
カフェインを抜く工程に手間がかかるせいか、普通のコーヒー豆に比べ割高ではありますが、それだけの価値はあると思います。なんたって眠れるのがイイ! 有機豆で安心だし!
今後、「コーヒーが飲みたいけれどカフェインが心配」というときは迷わずこれを利用しようと思います!
追記:メーカー終売:おすすめ代替品
2025年追記:上記、オーサワジャパンのデカフェは残念ながら終売になってしまいました。そこで、代替品としてお勧め有機デカフェのリンクを以下に貼っておきます。水のみでカフェインを除去しているそうで安心。
(粉からコーヒーを入れるのが大変な方にはインスタントの有機デカフェもあります。こちらも美味しそう。)














