先日、ネットで食料品をまとめ買いした際、母のリクエストで「安納もみじの焼き芋」なるものも一緒に注文してみました。↓
↑焼き芋になった状態で真空パックに入れられています。
種子島産の安納もみじ
↑九州(鹿児島県)の種子島(たねがしま)産「安納もみじ」使用。
「安納もみじ」(別名:安納こがね)とは、あの有名な「安納芋」の仲間で、『調理をすると鮮やかな濃い黄色となり、ねっとりした食感で濃厚な甘さが特徴のさつまいも』(*1)のことなのだとか。(引用:*1JA種子屋久)
「大変甘く、芋羊羹のような味わい」とあるので、きっと甘くて美味しいんだろうな~……と期待は高まるのですが、一つ、ちょっと不安な点がありました。
それは……。
パックの上から触ったときに、とってもブニャブニャだったこと!
やわらかすぎ?
↑指で押してもほとんど抵抗が無いといいますか、いわゆる「焼き芋」と言われて想像できる固さがまったくない。なさすぎる。
まるでビニール袋に入った水を上から押しているような感じ。
これ……こんなにブニャブニャで……食品として大丈夫なのかな……まさか傷んでるってこともないだろうし……。
と、未体験の感触に戸惑いながらも皿に出してみます。↓
↑皮は、芋の蜜でふやけたようになっています。
↑断面。見るからにとても滑らかそう!
スプーンで
↑皮が蜜で濡れていて手が汚れそうだったのでスプーンですくって食べることにしました。
焼き芋をスプーンで食べる……初体験です。でもこの焼き芋に関してはスプーンがぴったり。そのくらい、クリームのように軟らかいです。
それでは早速いただきます……。
パク。
あっ……。うん、甘い! 確かにすごく甘い!
食べる前は不安だった「妙な軟らかさ」も、食べれば納得。
「裏ごしされた、水気の多いかぼちゃの煮付け」のような食感で、噛まなくても食べられてしまいます。
手軽
焼き芋らしい香ばしさ、ホクホク感という点では、2012年に取り寄せた冷凍の焼き芋の方が「トースターで焼く」という工程を経ることもあって上回りますが、真空パックの焼き芋はその手軽さが良いですね。
常温で保存が可能だし、温めなくても、パックから出してすぐ食べられる。
災害用の備蓄品にもなり得るんじゃないかな? と思いました。
たまにはこんな焼き芋も良いですね。