水道水の放射性物質を取り除く目的で、2011年に蒸留水器を購入しました。↓
↑以来、七年間、毎日この蒸留水器で蒸留水を作ることが日課になっているわけですが、どうもここのところ、蒸留水器の上蓋(うわぶた)が外れにくくなってきていました。↓
↑上蓋は、内側のパッキンで下のステンレス本体と密着しているわけですが、それが、必死に持ち上げようとしても、は、外れない!!
パッキンの劣化?
思えば、本体は一度修理に出したことがあるものの、上蓋パッキンは七年間未交換。
いい加減、パッキンが劣化していてもおかしくない(以前、九年間未交換の劣化パッキン圧力鍋で玄米を炊いたら焦がしてえらい目に遭ったし……)。
というわけで!! 蒸留水器購入後初めて、上蓋のパッキンを交換することにしました。↓
↑早速取り寄せました! 蒸留水器用 上蓋パッキン!!
パッキン交換手順
↑商品には、パッキン交換手順の説明書が入っていました。
なるほど、上蓋を外してひっくり返し、古いパッキンを外して、新しいパッキンをつける、と。ふむふむ。特に難しいことはなさそうだ。
↑取り付けるとき、パッキンの平らな面が見えているのが正しい向きか。
パッキンには表と裏があるんだな? 間違えないように、慎重にやらなきゃ……。
パッキンを外す
↑上蓋を取り外します。
↑ひっくり返して、古いパッキンを外します。
↑外しました。
↑やはり、ちょっと裂けている部分があったりして、劣化が感じられます。
新しいパッキンをつける
↑よーし、じゃあ次は新しいパッキンを取り付けるぞ!
↑パッキンの裏と表をよく見比べると、確かに、「へこんでいる面」と「すんなりしている面」があり、逆向きに取り付けると不具合が出るだろうことが想像できました。
これを間違えないように……って……あれ??
ちょっと待って。これ、どっちを上にしてつければ良いんだろう??(汗)
表と裏がわからなくなる
わからなくならないようにと慎重に作業していたはずなのに、いざつける段になって、私は、パッキンの正しい向きがわからなくなってしまいました。
あれっ。ちょっと待って。外した通りにつければ良いだけなんだから……と思ったのですが、古いパッキンを外して、置いたときに、どちらを上にしただか記憶が曖昧になってしまっていました。
写真を撮りながら作業していたのでその写真を確認もしたのですが、なんだか、パッキンは全体が白いので、写真で見ても形状がよくわからない!
↑もう一度説明書を見直します。「上から見ると平らな面が見えているのが正しい向き」……。
平らな面……平らな面ってどこの面を指しているんだ??
裏にも表にも平らな面は存在するのだが?? 写真も白黒でよくわからないし……う~~ん!
裏と表を間違えて取り付ける
と、色々考えた結果、多分この向きで正しいのだろうと思える向きで、私はパッキンを取り付けました。↓
↑劣化パッキンが硬くてもろい感じになっていたのに比べ、さすが新品は伸びが良いです。
よーし、これで完成。
と一汗拭って、本体に上蓋をセットしてみたところ……。
……ん?
なんだか、感触がおかしい。もっと本体にピタッと密着する感じになるはずが、スカスカして、すぐ外れる。
もしかしてこれは……。
パッキンの裏と表を間違えたか??(汗)
やり直し
うわ~、慎重にやった結果がこれだ。
私は先ほど取り付けたばかりのパッキンを外し、ひっくり返してつけ直しました。
もう一度上蓋をセットすると、今度はピタッと本体にうまくはまった感じがあり、やっと正解にたどりつけたのでした。
正しいパッキンの向き
以上、蒸留水器のパッキンは表と裏が非常にわかりにくいので、もし、これからパッキン交換に臨もうとされている方は、以下の写真を参考に、間違えのないようにご注意ください。↓
↑上蓋をひっくり返して置いたときに、パッキンの面がすんなりしている方が上になるようにします。
↑真横から見たときに、パッキンが家の屋根の形のようになっていたら正解です。
フタの取り外しがスムーズに
↑こうして! 無事パッキンを取り替えて、それまでは外すのに苦労していた上蓋が楽に取り外せるようになりました。
やはりパッキンは、最低でも七年に一度は交換する必要がありそうですね。
また七年後くらいにパッキン交換時期が来て、作業をする際は、自分が書いたこの記事を参照して、今度こそ一発交換成功を目指したいと思います(笑)。