圧力鍋(アサヒ軽金属)を再び焦がした~鍋フタパッキングの劣化が原因でパッキング交換

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昨年の1月、圧力鍋(アサヒ軽金属「スーパー活力なべ」)の底を盛大に焦がしました。↓

鍋 焦がした

重曹やお酢、ドライヤーを使って精一杯焦げを落とす努力をした結果、ここまで回復。↓

鍋 焦がした

↑黒い部分は残っていますがこれが限界でした。

焦げた原因は、鍋フタパッキンの劣化

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鍋フタパッキン

圧力鍋 焦がした

↑この、フタ裏側にはまっているシリコンゴム製のパッキンがだいぶ古びてきていて、本体との密着性が弱まり蒸気が漏れた結果、鍋底が焦げ付いてしまいました。

圧力鍋 焦がした

↑なんせ、このゴムパッキン、メーカー説明では「1~2年に一度は取り替えるように」とされているのに、……2008年に購入してから九年間、一度も交換していないんです。

だって、使えるものなら、なるべく長く使いたいじゃないですか??

部品を取り寄せるのも面倒だし。

鍋底を焦げ付かせてからは、さすがにゴムパッキンの交換を考えましたが、「ゴムパッキンだけ取り外してよく洗う」ということを圧力鍋を使うたびに徹底したところ蒸気漏れがなくなった(それまではゴムパッキンの洗浄をさぼることがあった)ので、「もう少し様子を見てみよう」と、劣化ゴムパッキンの使用を継続することにしました。

一年半後

そして、鍋焦げ事件から一年半。

蒸気漏れは一度も起こらず、焦げが残っていた鍋も、いつの間にかけっこう綺麗に。↓

圧力鍋 焦がした

↑自然に少しずつ焦げが剥がれたのかな? 知らない間に玄米と一緒に焦げを食べちゃってるかもね。なんて、母と話していた翌日

再び事件は起こるのです。

蒸気漏れ

その日、私はいつものように、浸水させた玄米を圧力鍋にセットし、強火にかけました。

しばらくすると圧力鍋の中の水が沸騰して、シュンシュンとおもりが揺れる……。

……はずだったのですが。

沸騰したまでは良かったのです。そこから様子がおかしい。

鍋フタの周囲から、ブシューと蒸気が噴き出しています。

それも、尋常な量じゃない。白濁した液体(おかゆの上澄みのような)まで一緒に噴き出して、鍋の回りにたちまち小さな水たまりができていきます。

あっ……。これはヤバイ。既視感。

私はそこで慌てて鍋を火からおろしました。

玄米が炊けていない

内圧ピンが下がり、フタを開けてみると、乾燥した炊きあがりの玄米ご飯が姿を現しました。

一粒噛んでみると、当然のごとく固い。芯があります。

どうしよう。このままじゃ玄米が食べられない。

そこで私が出した結論は、水を足して、引き続き火にかけるということでした。

水100ml追加

まず、ゴムパッキンをよく洗って鍋フタにセットし直します。そして乾燥玄米ご飯の上から水を100ml注ぎ、フタをし、再点火。

どうなるかと思って怖々見守っていたら、そのうち、正常なシュンシュンが始まりました。

これは……これはいけるか??

と思ったのですが、圧力鍋から漂う香りに焦げ臭さが混じってきます。

あっ……。これはやっぱり、焦げるのか? そう思いながらも、案外どうってことないかも? という希望を捨てきれないまま、いつもは「シュンシュン」してから17分は火にかけ続けるところを10分に短縮し、鍋を火からおろします。

焦がした

そしてフタを開けると、炊けた玄米が登場。しかし底をおそるおそる探ってみると……。

圧力鍋 焦がした

ウハハハハ~~~!! やっぱり焦げてるぅ~~!! あ゛あ゛あ゛あ゛~~!!

前回、焦げを落とすの、大変だったのに。また「振り出しに戻る」だよホホホーー!!

こんなことになるんだったらさっさとパッキンを取り替えておくんだったな。と思いながら、酢水を沸騰させて一晩放置したあと、割り箸で必死にガリガリやった結果がこちら。↓

圧力鍋 焦がした

↑これで力尽きました。

ゴムパッキン注文

もうこうなったら、ゴムパッキンの取り替え、待ったなしですよ。

すぐに注文をして、届いたのがこちら。↓

圧力鍋 焦がした

↑クロネコDM便で届きました。

圧力鍋 焦がした

↑ゴムパッキンと、ついでなので、シリコンゴム製の部品を二種類。

驚きの白さ

しかし、一目見て「えっ?」と思いました。

圧力鍋 焦がした

新しいゴムパッキン、白すぎない??

元々、グレーっぽい色じゃなかったっけ。こんなに白かったっけ?

今となっては記憶も定かではないですが、もしかして、最初はこんなに白かったのかも。

圧力鍋 焦がした

↑いや~、劣化って、恐ろしいですね!

取り替え

そして、ささっと新しい部品を装着。↓

圧力鍋 焦がした

↑ピカッと生まれ変わりました。

フウ~~。これで数年は、蒸気漏れの心配なく玄米を炊ける。一安心、一安心。

……しかし、こうなってくると気になるのは、次回、一体、いつゴムパッキンを交換するか

八年目で最初の蒸気漏れが発生したんだから、それより前に取り替えるべきだとは思うんだけれど、限界が見極めにくいんだよな~。

まあ、一度焦げると落とすのが本当に大変だから、蒸気漏れが発生する前に、5~6年経ったら無条件で取り替えるのが無難ではあるんだろうな。

生産終了

……などと考えていたのですが、今回、部品についてきたチラシをよく読むと、「スーパー活力なべ」は2009年5月に生産終了していて、部品の販売は生産終了から10年間とのこと。

つまり、2019年5月で部品が買えなくなるということらしい。

2019年って、あとたったの二年。その時点ではまだ取り替えたくないなあ。

部品の販売終了って、そんなことあるかよ~。想定外だ~。アサヒ軽金属さん、十年間といわず、もうちょっと長く売ってくれ~~。

ということで、一体どうするか、またそのときに改めて考えたいと思います。

追記:パッキング生産終了に思う

2022年追記:現在、アサヒ軽金属の公式サイトを見ると、本当に上記パッキングは販売終了となっています。

私が「スーパー活力なべ」を購入したのは2008年ですが、パッキングがそれからたった11年後の2019年に販売終了になるとは、本当にガッカリです。

まだ売られているうちにパッキングを買い溜めすることも考えましたが、パッキング以外の消耗部品がダメになったらどうするのか? それに備えてすべての消耗部品を買い溜めなければいけないのか? など考えると、お金もかかるし、キリの無いことに思えて、そういう行動に出ることもできませんでした。

ですから、現在のパッキングがダメになったら、もう「スーパー活力なべ」を圧力鍋として使うことはできなくなります。そんなことってアリ?(笑) 圧力鍋を選ぶときに、そういう消耗部品のことまで考えれば良かったです。まさかそんな早々と販売終了になるなんて、想定外でした。

今後の計画

「スーパー活力なべ」は現在、玄米を炊くことにしか使っていないので、圧力鍋として使えなくなっても、玄米を炊くのは炊飯器で代用できるかなと思っています。今使っている炊飯器(象印 極め炊き)には玄米炊きモードがあるので。

新たに圧力鍋を買うことももしかしたら検討するかもしれませんが、そのときはアサヒ軽金属以外にすると思います。鍋の性能自体は良いのですが消耗品の販売終了が早すぎるのが怖いので。

フライパンを使っていて印象の良いフィスラーの圧力鍋(ドイツ製)あたりは有力候補になりそうです。

アサヒ軽金属ゼロ活力なべ
次買うときの有力候補:フィスラーの圧力鍋
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