昨年、「銘香 高野霊香」という、高野山の金剛峯寺でも使われているという天然香料100%の線香を初購入して気に入り、以来、ご先祖様供養時に焚くメインの線香として愛用しています。↓
↑この線香の販売元である「高野山大師堂」には、上記「銘香 高野霊香」以外にも線香が売られており、気になったので、天然香木度の高そうなものを選んで買ってみることにしました。
白檀高野霊香
↑それがこちら! 「白檀高野霊香」!! 高級感あるうぐいす色の箱に入っています。
約290本入り、4536円(1本あたり約15.6円)と、実際に、線香として、値段もかなり高級な部類。
↑箱をオープン!
↑中の紙を開くと、説明書きが。
↑説明書きによると、この「白檀高野霊香」には、インド、インドネシア、オーストラリア等で採取された白檀をふんだんに使用しているとのこと。
天然香料100%なのか? 問い合わせてみた
姉妹品(?)である「銘香 高野霊香」が天然香料100%だったので、こちらの「白檀高野霊香」もそうだったら良いなと思って購入したのですが、説明書きを読んだだけではそのへんが判然としない……。
というわけで!! 「銘香 高野霊香」のときと同様に、販売店に電話で直接問い合わせてみました。
すると、「白檀高野霊香」は、天然の白檀香木の他に、「白檀オイル」をほんの少し使用しているとのことで、天然香料100%とは言えないようだったのですが、それでも、だいぶ自然派であることは間違いないようです。
焚く前の香り
↑それでは早速、焚く前の香りを嗅いでみます。
白檀といえば、私は、完全無添加の「風韻白檀」が好きで、その「風韻白檀」と同等に高級な値段のするこの「白檀高野霊香」も、あの香りと似た「濃厚でミルキーな感じ」なのかなと思っていたのですが、嗅いでみると、その予想が裏切られました。
ほとんど、ミルキー感が無いです。むしろ爽やか柑橘系。
香りが薄く、ささやかです。
焚いてみる
↑では実際に焚いてみたらどんな香りなのか……?
ということでご先祖様供養時に使ってみたところ、煙の量は十分なのですが、やっぱり、香りが薄いですね。
けっこうな煙たさの中に、うっすらと漂う、爽やかな香り。
線香を焚いている最中の供養部屋(二階)のドアを閉め切り、一階に下りてくると、まったくと言って良いほど匂いがしません。いつもだったら、少しは線香の香りが階下にまで届くのですが。
香りが薄いのも良い
しかし私は、線香の香りは、強すぎるよりも弱めのものの方が匂い酔いしないという点では好きなので、この「白檀高野霊香」の香りの薄さは、それはそれで好印象でした。
一階の、居住空間の近くで供養をしなければならないときなど、この線香のさりげなさが助けになるんじゃないかと思いました。
香りのどぎつくない、上品な白檀として、大事に使っていこうと思います。