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私は、香木（こうぼく）系の線香が好きで、中でも沈香（じんこう）の、静かでウッディーな、お堂を思わせる香りが好み。
一番好きなのは「みのり苑」の無添加線香「風韻沈香」ですが、これは高価すぎて、まったく普段使いはできない。
そこで、もう少し手頃な沈香系の線香がないかな～と思って、買ってみたのがこちら！↓
精華堂の線香、四種目
この線香は「精華堂」という会社のものですが、気づいてみれば、「精華堂」の線香を買ったのはこの「沈香大香木」で四種類目。
一つ目：精華堂「銘香五筆」レビュー
blog.m-biotics.com二つ目：精華堂「沈香五筆」レビュー
blog.m-biotics.com三つ目：精華堂「大香木 白檀」レビュー
blog.m-biotics.com精華堂の線香って、少量入りのお試しサイズがあるので、買いやすいんですよね。それにしても四種類目とは。一つの会社の線香をここまで買ったのは初めてです。「精華堂」って、案外私にとってツボなのかな。
沈香大香木
↑さて、今回買った「沈香大香木」。
会社の商品説明によると、
厳選されたタニ沈香を柱に16種の漢薬を配する秘伝の調香をほどこしました。
とのことで、けっこう本格派なのかな？
火を点ける前に、線香だけで匂いをクンクンと嗅いでみると……。
ム……天然の沈香の香りに近いながらも、そこに、甘く重たい要素を足している感じ。カレー粉っぽい香り（ウコン？）も感じる。けっこう良い香りです。
火を点けてみる
これで、火を点けるとどう変わるか……。
早速、ご先祖様供養時に使ってみました。
煙の匂いを嗅いでみると……「沈香の静かな香りに、凜とした甘さが加わったような香り」で、うん、悪くない。
母に言わせると、「平安時代の女官を思わせる香り」とのことで、確かに女性的な印象の香りです。
漏れる香りが強い
ただ、煙の匂い自体は、沈香の匂いが生きていてわりと自然派・本格的と思えるのですが、供養部屋のドアを閉め切ったとき、廊下や階下に漏れてくる匂いがちょっと人工的で甘すぎるといいますか、キャンディーのような強めの香りなんですよね。
私は、匂いが薄めの線香が好みなので、ちょっと、この漏れ出る甘い香りの強さは惜しいなと思いました。
でも総合的には良い香りで、気分が華やぐような、たまにアクセントとして使うのに最適な線香だと思います。
お試しセットを使い切ったら、もう一度リピート購入しようかな？
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