無添加線香「風韻沈香」(1本約31円)よりもお手頃で、しかも、なるべく「風韻沈香」のような本格的な沈香の香りを楽しめる線香探し。
第一弾は「精華堂 沈香大香木」(レビュー記事はこちら)を試してみましたが、第二弾となる今回、選んだ線香はこちら!↓
↑梅栄堂の聚香國(しゅうこうこく)!!(60本入り777円。1本約13円)
古風な香木系
この線香は、お店の商品説明文に
ベトナム産沈香の甘く、まろやかな香りの高級お線香『聚香國』。
古風な香木系の香りのお線香を探されている方には、お薦めの商品です。
(引用:聚香國商品説明)
とあったのを見て、それや!! 沈香系で、古風な香木系!! 私が求めているのはそれや!! と大興奮して飛びつきました。
そして、この「聚香國」という線香は、そのお店(香源)では一番の売れ筋商品とのことで、そんな、密かな人気線香、一体どんな香りなのか楽しみです!!
↑箱が、梅の透かし模様が入った薄紙に包まれているのがオシャレ。この梅は、メーカーである梅栄堂のロゴマークですね。
梅栄堂の線香
梅栄堂といえば、私がご先祖様供養を初めてまだ間もない頃(2010年)に、「名香 好文木(こうぶんぼく)」という線香を買ったことがあります。
↑この「好文木」は梅栄堂の看板商品で、シリーズ化されており、お手頃な順に以下三種が販売されています。↓
↑私が今回買った「聚香國」は、好文木で最高峰の「家伝好文木」のもう一つ上のランクの線香(*1)とのこと。(参考:*1香源 聚香國 商品説明)
……「特撰」と「家伝」は未経験ですが、さらにその上の「聚香國」ってどんなに良い線香なんだろう??
約60本入り、777円。1本あたり約13円というなかなかの高価格からも期待が高まります。
沈香の香り
↑それでは、早速箱を開けてみます。線香の色からして、本格派というか自然派ですね。
そして、直接匂いを嗅いでみると……。
おっ……。おおっ。
これはだいぶ、私の好きな風韻沈香の香りに近いです。
風韻沈香に、少しカレー粉の要素を足した香り。風韻沈香よりも、ちょっと派手な匂いです。
焚いてみた
そして、実際にご先祖様供養で使ってみたところ……。
お……。おお~~……!
なるほど。これは、人工香料っぽさが皆無に等しい。
風韻沈香に比べると、「香り」よりも「煙さ」が少し強いんだけれど、これはかなり、本当に古風な、純粋に香木系の線香!!
トーンが高めの沈香というか。スッキリクリアな沈香という感じ。
安めの本格的沈香としてかなり使える!! レベルだと思いました。
こんな線香があったんですね! いいじゃん聚香國! さすが売れ筋ナンバーワン。これを選ぶ皆さんもお目が高い。
自然な沈香の線香を焚きたいけれど、「風韻沈香」は温存しておきたい……というときのために、常備しておいたら便利かなと思いました!