↑一昨年、地元(北海道東川町)の豆腐店で「厚揚げ大豆まん」というのを購入しました(そのときのレビューはこちら)。
↑その具としてたっぷり詰め込まれていたのが道産100%の大豆ミートで、軟らかくて、味がしっかり染みていて美味しく、印象的だったので、うちでもこの大豆ミートを使って料理を作ってみたいねという話になりました。
北海道産大豆ミート
↑そこで、東川町の道の駅で購入してみたのがこちら! 北海道産 大豆ミート!! 上述の「厚揚げ大豆まん」に使われていた大豆ミートです。
↑原材料はこちら。100%北海道産大豆というのが良い!!
↑カロリー等はこちら。大豆タンパク質がたっぷり摂れます。
きなこの香り
↑小鉢に出してみました。カラッカラに乾いていて軽いです。
↑匂いを嗅いでみたところ、これはものすごくきなこ!! さすが大豆なだけある。
大豆ミートをお湯で戻す
この大豆ミートで、ひき肉料理の代表格である麻婆豆腐を作ってみることにしました!!
まず、乾燥した大豆ミートをひき肉風に戻します。↓
↑商品裏に掲載されていた方法に則ってやっていきます。
80度のお湯で5分
↑鍋に80度のお湯を沸かしたら弱火にして温度が保たれるようにします。そこに大豆ミートを全量入れ、5分待ちます。
↑5分後の様子。ふっくら良い感じに仕上がりました!
洗って絞る
↑ザルにあけ、流水で軽く洗ってから絞ることを2~3回繰り返します。
↑完成! 乾燥状態で100gだったのものが、300gの大豆ミートになりました!!
麻婆豆腐を作る(レシピ)
それでは麻婆豆腐を作っていきます!
木綿豆腐…900g
大豆ミート(戻したもの)…300g
長ねぎ…3本
にんにく…3片
生姜…100g(大2かけ)
ごま油…大さじ1
豆板醤…小さじ2
【甘味噌(A)】
豆味噌…大さじ3
みりん…大さじ6
【調味液(B)】
スープ…300ml(水300ml+チキンコンソメ小さじ1)
醤油…大さじ1
オイスターソース…大さじ1
酒…大さじ3
砂糖…小さじ1
【とろみづけ用(C)】
片栗粉…大さじ3
水…大さじ3
長ねぎ、にんにく、生姜は細かいみじん切りにしておく。材料のA、B、Cはあらかじめ混ぜ合わせておく。
豆腐はさいの目切りにして、鍋に沸かした熱湯(水2リットルにつき4gの塩を入れたもの)に入れたら小さな沸騰が続く程度に火を弱め、豆腐を入れるタイミングが来るまで温め続ける(豆腐をふっくらさせるための下処理)。
↑長ねぎ、ニンニク、生姜をごま油で炒めて(強めの中火)、香りが出たらごま油大さじ1(分量外)をさらに加え、豆板醤を入れて炒めたら、大豆ミートを全量入れてざっと炒める。
↑A(甘味噌)を加え、強めの中火で、大豆ミートの水気が飛んでポロポロになってくるまでしっかり炒める。
↑B(調味液)を加えてヘラで混ぜ合わせ、ふつふつと煮立ったら、豆腐(ザルにあけて水気を切ったもの)をそっと加えて軽く混ぜ、1分ほど煮る。
最後にC(水溶き片栗粉)を回し入れ、再び40秒ほどヘラでそっと混ぜながら煮立たせてとろみがつけば完成。
大豆ミートの麻婆豆腐
↑というわけで、できましたーー!! 大豆ミートたっぷりの麻婆豆腐です!
↑見た目はとてもひき肉っぽい。早速食べてみると……。
おっ! これはすごく麻婆豆腐!!
大豆ミートは、ひき肉よりは食感が軟らかいですが、まったくクセがなく、大豆ミートと言われなければひき肉だと信じるレベル。
ボリューム満点で美味しい!
コク・旨みは弱め~顆粒だしの追加推奨
ただ、やっぱり、大豆ミートという素材がとてもあっさりしているせいか、ひき肉で作ったときよりも旨み・コクの面で物足りなさがあり、食べている途中に顆粒昆布だし(食塩不使用)を振りかけました。
顆粒昆布だしを加えたところ、旨みが補われて満足いく味になったので、次回、また大豆ミートで麻婆豆腐を作る機会があれば、調理工程の最後に顆粒昆布だしを足したいと思います。
総合的に満足
しかしながら、大豆ミート、総合的には満足です!!
常温で長期保存可能なのが良いです。味や香りにクセがないので、どんな料理にもひき肉の代わりとして使えるのも良い。お湯で戻すやり方も簡単だし。
麻婆豆腐以外にも、ハンバーグやミートソース、餃子など、ひき肉を使う料理で代用したらどんな感じになるか、興味が湧きました。
また購入して、違う料理にも挑戦してみたいです!