私は日頃、極力、ファーストフードは食べないように心がけています。
やっぱり体に良くないですしね。
でも……。ああ~、あれ、食べたいなあ~~ってときが……。
あるんです!!
どうしても我慢できなければ買って食べることにはしているのですが、それでも、どうも抵抗感があって手が出せないアイテムがありました。
それが、モスの「ライスバーガー焼肉」。
外国産の肉
「ライスバーガー焼肉」。あれ、最後に食べたのがいつだったかはっきりとは思い出せないのですが、美味しいんですよね!
体に悪くても何でもいいから食べたい!! と私を狂わせる魔力があります。
でも、ファーストフードの宿命ではあるのですが、「ライスバーガー焼肉」に使われている牛肉は外国産(2017年5月現在アメリカ産*1)なんですよね。
私は、肉に食物アレルギーがあるので、そもそもなるべく肉はあまり食べないようにしているのですが、食べるとすれば「国産」。
自分で選べる状況下にある限り、この「国産」という条件はできるだけ外したくないと思っています。
だから……モスの「外国産の牛肉」は……心理的ハードルが高い……。
そのハードルを越えてでも食べたければ食べちゃえばいいじゃん! という話なのですが、そこで葛藤して、何ヶ月も「ライスバーガー焼肉」が気になり続ける現状に業を煮やした私はハッと思いました。
そうだ……外国産牛肉が気になるなら、自分で、国産牛肉で作ってしまえばいいんだ……!
ふらの和牛
↑そこで買ってきたのがこちら! 黒毛和牛(ふらの和牛)のモモしゃぶしゃぶ用。(230g)
本物の「ライスバーガー焼肉」には「牛バラ肉」が使われている(*2)そうなのですが、バラ肉は脂身が多いので、「バラ肉ではないなるべく薄い肉」ということで「しゃぶしゃぶ用」にしました。(参考*1*2:モスバーガー「ライスバーガー焼肉」)
でも……なんだかこの肉、サシ(脂)が多い!(こんなのしか売ってなかった)
あんまり脂は摂りたくないのでサシが少ない方が良かったのですが、バラ肉よりはマシということで仕方ないかなあ。
焼肉のタレレシピ
肝心の、肉の味付けに使うタレですが、「モス 焼肉ライスバーガー レシピ」で検索をかけると色々とヒットして、それらを参考に、以下の配合で作ってみました。
・おろしりんご…45g
・おろし生姜…20g
・醤油…大さじ2
・酒…大さじ1
・みりん…大さじ2
・味噌…小さじ1/2
・粗糖…小さじ1
・豆板醤…小さじ1/2
・黒胡椒…少々
↑材料をすべて混ぜ合わせたら完成。
牛の脂が溶けまくる
フライパンにごま油を小さじ1ほどたらし、肉を入れて強火にかけ、炒めていきます。
肉に火が通ったらすぐタレを入れて煮絡める算段だったのですが……。
サシが多いせいか、脂が溶け出て、フライパンがたちまち液状の油脂で満たされていきます。
うわ~! と思って、慌ててその脂をキッチンペーパーで拭き取るのですが、その後も追加で脂が出てくる出てくる。
炒めすぎで肉がボロボロ
そうして「炒める→脂が出る→拭き取る」を繰り返しているうちに、「しゃぶしゃぶ用」の薄い肉だったせいもあり、肉がボロボロになってきてしまいました。
慌ててタレを入れ、煮絡めますが、その様相はまるで肉の佃煮……。↓
↑げ、原形をもう少し留めたかったよね!!
……と思いながらも、まあ、初めてなんだし仕方ない仕方ない!
できあがった焼肉を皿にあけ、用意してあったグリーンリーフレタスの上にのせたら……。
完成
↑完成です!! フォー! こんな料理初めて作った!
モスの「ライスバーガー焼肉」は、この「焼肉+グリーンリーフレタス」を「ライスプレート」(ご飯を1㎝くらいの円盤状に成形して軽く焼いたもの)で挟んであるわけですが、うちでは単純に「焼肉+グリーンリーフレタス」を玄米ご飯のおかずとして食べることにしました。
一体、どんな味わいになっているか……。
期待と緊張半々で「焼肉+グリーンリーフレタス」を口に運んでみると……。
あっ! これだ! モスの「ライスバーガー焼肉」の味! こんな感じだったよ! 似てる似てる!
美味しい!!
こってりとしたタレが牛肉にからんで、グリーンリーフレタスがわさわさ食べられる味です。
満足
モスの「ライスバーガー焼肉」を食べたい、食べたい……と思っていたのが見事に昇華されました! 満足です!
ただ、今回、炒めている途中に想定外に脂が出すぎて、拭くのに手間取っている間に肉がボロボロになってしまったので、次回は「肉に火が通ったら一回ザルにあけて脂を切る」などの工夫をしたいです(また作る気満々)。
でも、このよ~く火が通ってタレとゴタゴタに渾然一体となった焼肉も、伊勢旅行(2015年)のお土産に買った「松阪牛のしぐれ煮」みたいで美味しかったです。↓
タレに入れた豆板醤のピリ辛風味もまた良いアクセントだったと思います。先月買ったオーサワの豆板醤が生きました。豆板醤も、意外と使いどころがあるものなんですね。