2015年3月5日放映のテレビ番組「秘密のケンミンSHOW」で、「和菓子購入金額の全国一位が金沢市」と紹介されていました。↓
(画像出典:2015年3月5日放送 札幌テレビ1 秘密のケンミンSHOW)そして、その金沢市を代表する和菓子屋として出てきた店名を見て、「あーっ!!」とテレビ画面に釘付けになりました。↓
(画像出典:2015年3月5日放送 札幌テレビ1 秘密のケンミンSHOW 画像内円と矢印は筆者)↑加賀藩御用菓子司 森八(もりはち)!!
金沢で買った!
森八といえば、私が「金沢・福井旅行」の最終日にお土産の和菓子を買った店です!!↓
↑金沢は和菓子が美味しそうなのでお土産にぜひ和菓子、特に最中(もなか)を買いたいと思っていて、旅行前にどの店で買うかよく検討した結果、国産小豆使用で無添加のもなかを販売していた森八に白羽の矢を立てたのでした。
↑せっかくなので、もなか(蛇玉(じゃだま)もなか)以外にも二種購入(「夢香山(むこうやま)」、「宝達(ほうだつ)」)。
どら焼き「夢香山」
↑帰宅してから早速食べてみました。まずはどら焼きの「夢香山(むこうやま)」。
↑丹波大納言小豆(国産)100%もさることながら、小麦粉までが国産100%というのがすごいと思いました。一般的に売られている和菓子で小麦粉が国産というのは珍しいと思います。
また、原材料の中の「塩」は「日本海の粗塩」だそうで、精製塩ではないというのが嬉しい。
↑割ってみるとこんな感じ。もう、ものすごく分厚くて大きいんです。
スポンジ(皮)は固めでしっかり。あんこには大粒の小豆が残っていて、豆の香りがします。
スポンジに口の中の水分をもっていかれるのでお茶必須ですが、食べ応えのある、美味しいどらやきでした。
宝達
↑次は「宝達(ほうだつ)」。加賀藩の金山「宝達山」にちなんで名付けられています。
(このとき購入したのは、通年で売られているスタンダードな「宝達」ではなく、秋限定の「秋の宝達」というもので栗が入ったものです。)
↑原材料はこちら。どら焼き(夢香山)に比べると乳化剤、香料など、添加物が少し目立ちますが、許容範囲内です。
↑袋から出したところ。金箔が加賀っぽい!
↑断面はこんな感じ。こちら、生地に山芋が練り込まれているのですが、それがとってもモチモチで私好み! 生八つ橋を彷彿させるような食感です。
甘さ控えめなあんこと相まって、すごく美味しい。これはもう一度食べたい。
「金沢百番街の楽天市場店」で売上げランキング5位の人気というのもうなずけます。(2020年追記:「金沢百番街の楽天市場店」は現在閉店しています。)
蛇玉もなか
↑そして、大本命「蛇玉(じゃだま)もなか」。
お菓子なのに名前に「蛇」が入っているという点に最初はちょっと抵抗を覚えたのですが、調べたところ、この「蛇玉」というのは森八の商標なんですね。↓
↑このマーク。公式サイトによると、森八の始祖「亀田大隅」の胴丸(甲冑の胴体部分)に描かれていた紋章なのだそうで、別名「龍玉」ともいうそうです。↓
(画像出典:フリーイラスト素材集 作者nickkers.deviantart.com)↑なるほど……。円の周囲にある三つの留め金のようなものは龍の爪だったんですね。
↑原材料はこちら。シンプルな無添加! 小豆は国産100%で安心。
↑中身はこんな感じ。しっかりと蛇玉模様が浮き出ています。
↑割ると、黒っぽいあんこがぎっしり! 食べてみると……おおっ、皮は香ばしくサクサク、あんこはスッキリとした甘さで、美味しい!
今まで、たまにもなかを買ってみても、あんこが甘すぎたり皮が湿気っていたりで最後まで食べきれなかったりしたのですが、この蛇玉もなかは美味しかった! さすがお店の商標を背負った商品だけありますね。
以上三点とも「さすが金沢」と思える美味しさで、満足していたのですが、その金沢旅行思い出の店がテレビに取り上げられていて嬉しかったです。良い店を選んだんだなあと思いました(笑)。