「和菓子で巡る京の四季」という、京都の和菓子を紹介するテレビ番組が好きでよく見ているのですが、そこで先日取り上げられたのが「夏おたべ」という生八つ橋。
夏期限定
通年販売している「おたべ」は、皮が米粉で作られていますが、8月31日までの期間限定販売である「夏おたべ」は、皮にわらび粉を使ってプルプルした食感を出しているのだそう。
「冷やして食べると美味しい」なんて聞くと、ああとても美味しそう! 食べてみたくてたまらなくなりました。
幸い、「夏おたべ」の日持ち目安は「出荷日含め十日間」とのこと。それだったら、北海道まで取り寄せても、賞味期限まで少しは間がある。
到着
というわけで……。
↑取り寄せてみました! 夏おたべ! 注文から、中一日で到着。
↑持ち運び用の袋がついていました。こういうの、ちょっと嬉しいです。
↑商品箱のお目見えです。20個入り1050円の商品。(追記:2023年現在は10個入りと16個入りの販売になっています)
許容範囲の添加物
↑バーン。裏をひっくり返して原材料名をチェック! ……ざっと見て、合成着色料が使われていないことにほっとしました。
その他、「トレハロース、加工でん粉、乳化剤、増粘多糖類」あたりは許容範囲です。
これなら食べられる! 良かった。
ちなみに小豆は北海道産(*1)とのことで安心できます!(参考*1:美味しい三つの素材)
四種の味わい
↑箱の中身はこんな感じ! 以下、四つの味わいが楽しめます。
わらびつぶあん
わらびこしあん
抹茶わらびこしあん
わらび玉露あん
どれから食べようか、見ているだけでワクワク。
わらびつぶあんから食べる
早速冷蔵庫に移し、冷えた頃、手だけを箱に突っ込んで「何が出るかな~」と取り出してみたら、出てきたのが「わらびつぶあん」。
抹茶とともにいただきま~す!(抹茶を家で手軽に点てる方法はこちら)
食べてみると、わらび粉を使った皮はひんやりプルプル。あんこは、小豆の香りがしっかりとした上質なもの。
甘みもきつすぎず、きなこの香ばしい風味もあいまって、美味しい~。抹茶がよく合います!
いや~わざわざ京都から取り寄せた甲斐があったよ。
わらび玉露あんが一番気に入った
その他、わらびこしあん、抹茶わらびこしあん、わらび玉露あんを、一日に一種類ずつ食べていったのですが、一番気に入ったのがわらび玉露あんです。
↑わらび粉の皮の中に、白あんをベースにした玉露あんが入っています。この玉露あんが、ちょっとお茶の苦みがあり、甘さ控えめで、大人の味という感じでとても美味しかったです。これだけバラで売ってくれないかなと思うほどですが、「夏おたべ20個入り」にしか入っていないようで残念。
春夏秋冬の味わい
それにしても、四種類の「夏おたべ」を満喫した四日間、楽しかったです!
「夏おたべ」が終わると、秋おたべ、冬おたべ、春おたべと続いていくそうで、そうやって、春夏秋冬で違う味わいを楽めるのは良いですね。四季を大切にする和菓子の世界観がおたべにも生きているんですね。
夏以外の季節のおたべも、機会があれば食べてみたいです。