↑一昨日作った、煮詰めすぎでガチガチになった甘夏ジャム(うちにあったオレンジジャムの空き容器(ラベルは剥がれなかったのでそのまま)を煮沸消毒してビン詰めしました)。
冷蔵庫に入れてあったのを取り出し、フタを開けて様子を見てみました。
固すぎ
すると……固い。
↑先のとがったスプーンでほじって使えるかと思っていたのですが、冷やしてみると、それもできないほど固い。
↑スプーンを無理矢理ジャムに突き刺して引っ張り上げると、ビンがそのまま持ち上がる。そのくらい固いです。
……これはもう、このまま使うのは難しい。
せっかく作ったんだし、味は良いから廃棄はしたくない。
だったら仕方ない。面倒だけど、もう一度鍋に出して、水を足してのばそう。
ビンからジャムを出す
腹を決めて、私は作業に取りかかりました。
まず、ビンからジャムを取り出さなければいけないわけですが、これが、ガチガチすぎてびくともしない。
↑そこで、1ビンにつき水を小さじ1投入。
↑フタを軽く閉め、10分湯煎にかけます。
↑それからスプーンでほじるようにすると、ガボッとジャムの固まりを鍋に出すことに成功。……これ、どんだけ固まりなんですか!!
水を足す
↑そこに水80mlを注ぎ、強火にかけます。
↑沸騰したら火を弱め、ヘラで全体を混ぜながら火からおろすタイミングを見極めます。
煮詰めすぎないように、煮詰めすぎないように……。前回は「普通のカレールウ」くらいのとろみで「煮詰めすぎ」という結果になったんだから、今回は「サラッとしたカレールウ」くらいにしよう。
↑火にかけてから5分。なんだかよくわからないけれど、ここでやめておこう。
再ビン詰め
↑ビンにジャムを入れます(ビンは洗って、再び煮沸消毒しました)。今度は、見た目がわりと正常!!
↑固まりじゃないよ! 前回はパンに塗り広げられなかったけれど、今回はいけるかも!
パンに塗る
↑というわけでトーストパンに塗ってみたら!! オオーッ!! 今度は塗れたぞ!! ジャムっぽい!
食べてみると、うん、いい感じ! 美味しいです。
もっと良くしたい点
ただ、固さが改善されると欲が出てくるもので、今度はジャムの甘さが気になるようになってしまいました。
前回から思っていたのですが、このジャム、「皮の重さ+果実の重さ」の50%量の粗糖を入れて作った結果、けっこう甘く仕上がってしまったんですよね。
甘めのジャムとして美味しく食べられる範疇ではあるのですが、もうちょっと甘さ控えめで良かったな~。
野望
……というわけで、もし今後、また野菜宅配に甘夏(もしくは他の柑橘類)が入ってきたら、それをこの「甘めジャム」に粗糖無しで追加して甘さを緩和するという野望を抱きました。
もし野菜宅配に入ってこなければ、それはそれで、この甘いマーマレードのまま食べていきたいと思います。
(追記:その後、今回の「甘すぎジャム」に新たに甘夏の皮と実を加え、甘さを軽減させることに成功しました!↓)
フィオール ディ フルッタ