今年の8月にぬか床を作って以来、毎日ぬか漬けを楽しんでいるわけですが、ぬか床の管理に欠かせないのが毎日のかき混ぜ。↓
↑空気を含ませるように全体を混ぜるのですが、そのとき、どうしても容器の側面やフチにぬかがついてしまいます。
キッチンタオルを使って拭いていた
当初は、これを拭き取るのに使い捨ての紙製キッチンタオルを使っていました。↓
↑キッチンタオルをたたんで軽く濡らし、拭いていきます。手軽だし、仕上がりも上々。
しかし、キッチンタオルで容器の「ぬか」を全部拭こうとすると、一枚では足りず、最低でも2枚は使わなければいけません。4枚使う日もありました。
これが、毎日続くと、なんだかもったいなく感じるようになりました。
キッチンタオルがもったいない
ただぬか床容器についたぬかを拭き取るというだけのために、キッチンタオルを使う必要があるのか?
そこでティッシュで拭くことを試してみましたが、ティッシュだと薄すぎて、すぐ破れるし、まったく用を為しません。
かと言って布のフキンだと洗って乾かすまでに時間がかかるし、中途半端な洗い方だと雑菌が湧きそう。
毎日のことだから、なるべく簡単に管理できるものが良い。じゃあどうしようかなあ。と思って色々調べているうちに、スーパーのレジ台に置いてある不織布フキンが便利という声を見つけました。
「クラフレックス」という不織布フキン
スーパーレジ台の不織布フキン……。ああ、あれね、わかるわかる! と、頭に実物を思い描きながらネット上を探し回り、良さそうなものを取り寄せてみました。↓
↑クラフレックス カウンタークロス。レーヨン100%です。
↑60枚入り。2334円。
↑1枚の大きさは35cm×61cm。けっこう大きいです。手触りはごわごわと固め。
↑細かな穴がたくさん空いています。
↑洗濯・漂白が可能。用途としては調理作業、食器拭き、テーブル拭きなど。
使い捨てではなく水洗いできるのが良い
一枚だと「ぬか床容器拭き」としては大きすぎるので、半分に切って使ってみることにしました。↓
↑水に濡らし、固く絞って拭いていきます。水気を含みにくい素材なので、キッチンタオルに比べるとちょっと拭きにくい感じはありますが、実用的にはまったく問題ないです。
使い捨てではなく、その場で水洗いして綺麗にし、改めて拭けるというのが何より良いです。
速乾だから雑菌繁殖が抑えられる
そしてこのクラフレックスの一番良いところはその乾きやすさ。
布のフキンだと、干してから一日で乾くか疑問ですが、クラフレックスは干して半日でほぼ乾き、1日後には完全にカラカラになっています。
この速乾性と、汚れの落ちやすさのおかげで、布フキンに比べて雑菌繁殖数がかなり抑えられるそうです。(参考:クラフレックス公式サイト)
ぬか容器ふきんに適している
実用性、衛生面、管理のしやすさなどから考えて、「ぬか床の容器拭き」という用途にはこの不織布フキン「クラフレックス」、適していると思います。
今後もぬか床管理にクラフレックスを愛用していきます!
追記:台所のふきんとして使うようになった
当初、「ぬか床容器拭き用」として使っていたクラフレックスですが、その後は調理中に流し台を拭いたりする、台所ふきんとしても使っています。
台所ふきんには、それまでは綿100%のタオル雑巾を使っていましたが、タオル雑巾って乾きにくいんですよ。洗って干しても翌日乾いていなくて、そのまま使うことを繰り返しているとだんだんカビてきたりして……。
クラフレックスは衛生的
その点、クラフレックスはすぐ乾くので、衛生面で安心です。
一応「不織布」で、布ではないのですが、もうタオル雑巾のようにゴッシゴッシ水洗いなどしてしまっています。
経済性も良い
そんな荒々しい使用を毎日しても、一枚につき1ヶ月半はもってくれて、最初に買った一箱(60枚)が、8年近く経った現在もまだ6枚余っている状況です。
つまり一ヶ月あたりにかかっているクラフレックス代金は約26円で、コスパが良い!!
タオル雑巾を大量に用意して、洗って乾かしてをうまくローテーションしてカビないように使えればそれが一番良いのかもしれませんが、クラフレックスの楽さに慣れてしまうと、もうなかなか戻れないという感じです。