ご先祖様供養というものを始めてから半年が経過しました。
その間、供養をする場所や線香の種類を様々に試し、一番しっくりくる方法を模索してきました。
台所だと煙が吸い込まれ、居間だと香りが…
最初は、台所の換気扇に近い場所に、供養のときだけ台を設置して線香を立てていました。
しかしそれだと、煙たくないのは良いのですが、煙がすぐに換気扇に吸い取られてなんとなく供養が十分でないような気になります。
それなら……と、今度は供養台を居間に持ってきて線香をあげました。
今度は煙と香りが部屋にたっぷりと充満し、供養の手応えを感じるのですが、化学香料を使った線香だとその香りがいつまでも部屋に残って、しまいには家の中の色々な匂いと混ざって微妙な感じになったりします。
呼吸器への影響も気になるし……。
高級無添加線香
だったらこれならどうだと、無添加の高級線香風韻沈香を試すと、こちらはさすが天然香木。香りが爽やかで、部屋にもしつこく残らないし、安心感もあります。
ならば毎日、居間で風韻沈香を焚くのが最善なのでは? ……と、まあ確かにそうなのですが、風韻沈香は元々特別な日に炊くために買った高級品で、値段が、市販のちょっと良い線香の七倍はします(一本で約31円)。
そんな線香をバンバン使うというのもかなり抵抗感が……。(というより単純に懐が厳しくて無理……)
お手頃の無添加線香
……というぐるぐるした思考の末、今考えているのが、風韻沈香よりもお手頃価格の無添加線香を探すこと。
でも、無添加の線香って案外ないんですよね。これだけ多種多様な線香が出回っているのに、無添加線香市場というのはガラ空きだぞ!
今のところ、候補は二つです(というか、風韻沈香(1本約26円)よりお得な無添加線香がこれ以外見つからない!)。
値段だけで言えば「くすの木せんこう」が断然お得ですが、樟脳の香りなのだそうですから、それが好みに合うか、実際に試してみたいところです。
でも、今まで買った線香たちがまだまだたくさん残っているんですよね。こちらも使い切らないと……。
線香の試行錯誤、これからも続きそうです。
(追記:最終的に、普段づかいのお線香として行き着いたのは「くすの木せんこう」(レビューはこちら)でした!↓)
追記:「銘香 高野霊香」も追加
2018年追記:その後、また線香を色々と探して、化学香料無添加(天然香料100%)の「銘香 高野霊香」も普段づかい線香のラインナップに加わりました!(銘香 高野霊香のレビューはこちら)
1本の値段は約6.8円。
この線香にはカビ止め剤や着色料は添加されていて、完全無添加とはいかないのですが、人工香料だけでも無添加というのはとても貴重だと思っています。
高野山の金剛峯寺でも使われているという由緒正しいお線香。干しぶどうのような、甘酸っぱい濃厚な良い香りです。