昨年の7月に新パソコン(富士通FMV)を購入し、9月から稼働させています。↓
↑こちら。
長持ちさせたい
しかしパソコンというのは高い!! このパソコンも13万円ほどしました。
今回、旧パソコンが故障の兆候を見せたので仕方なく買い換えたわけですが、こんな高額な買い物はできればなるべくしたくない!!(泣)
機械である以上いつかは故障する運命ではあるけれど、買い換えの頻度を極力減らす=パソコンを長持ちさせる努力はしよう!
そのためにできることは何か。私がまず実施しようと思ったのは、吸気口からホコリが侵入するのを防ぐことでした。
旧PCのときから気になっていた
吸気口のホコリについては、旧PCのときから気になっていました。↓
↑こちら、旧PC(VAIO)。液晶一体型で、ディスプレイ上部の後方に吸気口(通風口)があって、ここがホコリっぽくなるのを防ぎたいとずっと思いながらも、何をどうしたら良いものか決めかね、まあ、そこまで大きく穴が空いているわけでもないから放っておいても大丈夫かな、なんて油断も重なり、結局新PCに買い換えるまで何もせず、ホコリをうっすら積もらせた状態で終わらせてしまいました。
ですから! 新PCでは最初から吸気口にホコリ対策を施そうと決めていたのです!
吸気口にフィルター
↑新パソコンの吸気口位置はこちら。パソコンが稼働している状態でここに指先を当てると、スーッと空気が引き込まれていく感じがわかります。
ここに! ホコリよけのフィルターを貼ります!
換気扇フィルター
パソコンの吸気口にホコリよけのフィルターを貼るというのは、調べてみるとわりと一般的なことのようで、フィルターとして薦められていることが多かったのは換気扇用のフィルターでした。↓
↑換気扇用のフィルターならばうちにもあるので、最初はそれを切り抜いて使おうかと思っていたのですが、その方法を採用している方々の声をよくよく読むと、換気扇フィルターの欠点として通気性が良くないというのが挙げられるとのこと。
ホコリはよく防いでくれるけれど、その分、吸気がしにくくてパソコン内部の熱が上がりやすいらしい。
それを聞き、試しに、うちにあった換気扇フィルターに息を強めに吹きかけてみると、確かに向こう側にはほとんど風が行かず、通気性は良くなさそう。
網戸の網
その他、目の細かい網戸の網を使うと良いという意見も目にしました。
網戸の目の細かさは「メッシュ」という単位で表され、その数値が上がるほど目が詰んでおり、一般的な住宅の網戸は「14~18メッシュ」。(参考:建材ダイレクト)
パソコンの吸気口フィルターとしては「26メッシュ」程度あると良いようでした。(参考:PCパーツまとめ)
↑その、「26メッシュ」の網というのも良いなあと思いました。網戸の網ならば換気扇フィルターよりは通気性が良く、ホコリの侵入も防いでくれそうで、見た目もサマになりそうだし。
じゃあこれ、買おうかなあ~。と思って購入を検討したのですが、販売されているものはさすが網戸用だけあって、サイズが巨大。
たった15㎝四方くらいのサイズが欲しいだけなのに、「91㎝×2m」なんてサイズの網が届くというのも大げさな話です。
まあ、希望のサイズに切って使えば良い話なんだけれど、もうちょっと手軽な感じで済ませることってできないのかなあ……。
と考えていて思いついたのが排水口用の水切りネット。
排水口用水切りネット
↑こちら。
↑ポリエステル製の、薄~いネット。流しの排水口や三角コーナーにセットして、生ゴミをキャッチするのに使うものです。
↑かなり目が細かいですが、それでいて通気性はバッチリ。ネット越しにフーッと息を吹きかけると、ネットを通さず直(じか)に息を吹きかけているような感じで指先に伝わります。
これ、いいんじゃない??
わざわざ新たに何か買わずに済むし。一枚6円くらいだからコストパフォーマンスも良いし。
というわけで、この排水口用水切りネットをパソコン吸気口フィルターとして使うことにしました。
そのまま貼ってみた
↑とりあえず、水切りネットを、何の加工もせず貼ってみたのがこちら。(貼る際は、セロハンテープより劣化しにくく、剥がすときにべたつかないと言われる「メンディングテープ」を使用しました。)
しかし、そのまま貼り付けただけだと、どうも見た目が粗雑な感じ……(笑)。
切って使う
↑そこで、ネットを切り開き、使用サイズにカットして貼ってみることにしました。
↑それがこちら!
……うん、何も加工せず貼るよりは、レースのカーテンのようで可愛い! これでいこう!
こうして、新PCの吸気口に、「水切りネットフィルター」が設置されたのでした!
七ヶ月後
そして!! 使用を続けること七ヶ月!!↓
↑ネットフィルターにはこんなにたくさんのホコリが!!
うまくホコリを捕捉できていたようで、手応えを感じます。
しかしもうそろそろ取り替え時だろう……。
ということで、七ヶ月ぶりに外してみることにしました。
細かなホコリ
↑ドヤ!!
↑……う~ん。大きいホコリは防げていましたが、少~し、細かいホコリが入ってしまっている様子。通気性を重視して、ネットを1枚仕立てにしたのが良くなかったかもしれません。
二枚仕立てにする
それでは仕切り直しだ!
↑ということで、前面パネルに付着した細かいホコリを掃除機で吸い取ります。
↑水切りネットを、今度は、必要な長さの二倍にカット。
それを、二つに折りたたんで吸気口に貼れば……。↓
↑二枚仕立て(二重)の水切りネットフィルター完成!
これなら、細かいホコリの侵入もかなり防げるはず。
また、半年くらい様子を見て、結果を報告したいと思います。
追記:二枚仕立てで半年経過した結果
↑水切りネットフィルターを二枚重ね仕立てにしてから半年が経過しました! 良い感じにホコリが溜まっています。
これを外すとどうなるのか? 早速めくってみると……。↓
↑おっ……??
……う、う~~~~ん。
ホコリ侵入ゼロレベルになるかと期待していたのですが、細かいのがちょっと、入っちゃってますね。
やっぱり、網(ネット)である以上、少しはホコリが通過してしまうのは仕方ないのかなあ~。
↑と思いながらも掃除機でホコリを吸い取って心機一転。
↑二枚重ねがダメなら三枚重ねならドヤ!!
ということで今度は三枚重ね仕立てで様子を見てみたいと思います!
追記2:三枚仕立てで11ヶ月経過した結果
さて、排水口ネットを三枚重ね仕立てにしてから、いつの間にやら11ヶ月が経過しました!
11ヶ月後の様子はこちら!↓
↑全体的にふわーっと埃で覆われています。
これを外してみると……ドヤ!!↓
↑うん……まだちょっと埃が入っているけれど、二枚重ねのときよりは少しうっすらとした感じで、マシになっている……ような気がする!!
↑でもこうして比較するとあまり変わらないかな……?(汗) 経過期間が、「三枚重ね」の方は「二枚重ね」のものより五ヶ月も長いのが影響しているかもしれませんね。同じ「半年」で比較すれば良かったです。
でもとりあえず三枚重ねの結果を見たところで、四枚重ねにしたらどうなるのか? という興味が湧きました!
四枚重ね仕立てにしてみる
そこで早速! 四枚重ね仕立てのネットを作っていきます!↓
↑いつもの排水口ネットの下部を切り落とし、上に向かって二つに折りたたみます。
↑両端をホチキスで留めて完成。
↑埃のついた吸気口に掃除機をかけて……。
↑四枚重ねフィルター貼り付け完了!
↑横を、メンディングテープで固定しています。
四枚重ねにもすれば、かなり埃の侵入が防げるのではないかと期待してしまうのですが……どうなるかな?
また半年ほど経った頃に結果を確認したいと思います!
追記3:四枚重ねの半年経過後
パソコン吸気口に四枚重ね仕立ての水切りネットを貼り付けてから半年が経過しました!↓
↑これを外して様子を見たいと思います。
今までより効果が出ていたらいいな……。どうなってるかな……。と緊張しつつ……。
ドヤ!!↓
↑…………おっ?? ……おおっ??
こりゃけっこういいんじゃないですかね。三枚重ねのときまでに比べて、明らかに埃の侵入が少ない!!
↑近くで見てもこのレベル。
そう! これだよ! 求めていたのは!! こんな感じの結果を期待していた!!
結論:水切りネット四枚重ねが良い
というわけで、2017年9月から二年半にわたって繰り広げてきた実験の結果、
PCの吸気口フィルターとして台所用水切りネットを使う場合、四枚重ねが良い。
という結論が出ました!!
今後は、この四枚重ね仕立て水切りネットを吸気口フィルターとして活用していきたいと思います!