十代の頃から愛用している私のメインバッグ。↓
↑B5サイズの薄型ショルダーバッグです。
ここに、財布やらサングラスやらの重要な小道具を詰めて、デジタルカメラもヒョイッと裸のまま入れて出かけていたわけですが、2016年にデジカメを新しくしてから事情が変わってきてしまいました。
旧カメラは丈夫だった
私が元々使っていたカメラはこちら。↓
↑富士フイルムF200EXR(2009年購入)。
このカメラは持った感じがしっかりしていて、2回くらい草むらに落としたことがありますが壊れませんでしたし、バッグに無造作に放り込んで使うことに不安を抱いたことはありませんでした。
新カメラは華奢になった
しかし。カメラを新しくしてみたら、なんだか華奢(きゃしゃ)。↓
↑富士フイルムXQ2。
こちらの新カメラは、丁寧に扱わないとパキッといってしまいそうな繊細さを感じます。
高機能化していることもあり、中の造りが複雑そうで、なんとなく、ちょっとした衝撃にもダメージを受けそうというか、バッグの中にむき出しで放り込んだら他の荷物とのせめぎ合いで故障してしまいそうというか。
怖くて、ハンカチにくるんでバッグに入れるようになりました。
まどろっこしい
↑けれど、カメラをハンカチにくるんでバッグに入れると、カメラの出し入れがかなりまどろっこしくなるんですよね。
すぐに使えないし、使ったあとはまたハンカチで包み直さないといけないし。
包み方が雑だとバッグの中でほどけて、カメラが飛び出して意味の無いことになっているし。
巾着(きんちゃく)に入れる試み
↑ハンカチで包んだり開いたりするのが大変だということならば……と、カメラを巾着袋に入れてからバッグにしまうことも試してみたのですが、巾着は一枚の布でできていてクッション性がまったく無いのでカメラが保護できているか心配でしたし、袋の口を開けたりすぼめたりするのも面倒だし、小ぶりなバッグの中で嵩張(かさば)ってしまうのも問題でした。
カメラケースが欲しい
こうなると……。バッグの中でカメラを保護できるカメラケースが欲しくなってきます!!
……とは言え、選ぼうとすると種類がたくさんあってすぐには決めきれず、デジカメを持って外出するような用事の予定もしばらくは無く、「だったら、まあ、もう少し後でも良いか」と買うのを先延ばしにしてきました。
しかし今回、ちょうどアマゾンで買いたいものがあり、それが送料無料となる「2000円」に達しておらず、他に何か買い足して2000円にする必要が生じていたため、この機会に思い切ってカメラケースを購入することにしました。
カメラケースに求める条件
私がカメラケースに求めたのは以下のポイント。
なるべく軽く小さく。厚みはバッグのマチ(5cm)未満。
カメラにフィットして嵩張らないソフトケース。
縦(たて)型。
口が大きく開いて、カメラの出し入れがスムーズにできる。
できれば、メモリーカード等を入れられるポケット付き
エレコムのソフトケース
そして! 色んなカメラケースを見回って、最終的に購入してみたのがこちら!!↓
↑「ウェットスーツなどに使用されるクッション性の高い伸縮素材」で作られた、薄手ながらもフカフカスポンジ感のあるソフトケースです。
チャックの金属が露出しない配慮
↑チャックを閉めた状態だと、金属が外側に露出しないようになっています。バッグの中で他のものを傷つけないための配慮でしょうか。
↑チャックを開けると、内側の周囲に太いヒモのようなものが縫い付けられており、カメラがチャックの金属に触れないようになっています。
チャックによって傷つくものがないように外側も内側も工夫されていて、この目配りの細やかさはなかなか気が利いていると思いました。
大きく開く口
↑チャックを全開にすると、かなり大きく口が開きます。これならバッグの中に入れた状態でもカメラを取り出しやすそう。
軽量・コンパクト
重量は36gと、超軽量。
↑サイズは、外寸で「高さ13cm、幅9cm、厚み2.1cm」。
「参考収容寸法」(入れられるカメラのサイズ)は
・高さ10.5cm、幅6.2cm、厚み2.7cm
となっており、高さと幅はちょうど良い。↓
↑XQ2(10cm×5.85cm)より一回り大きい、ジャストコンパクトサイズ!
厚みが心配だった
……なのですが、ただ一点、購入前からの不安点がありました。それが、厚み。
↑参考収容寸法は「厚み2.7cm」なのに、XQ2の厚みは「3.33cm」もある……。
理想値より6mmも厚い……。
いやあ、これ、入るのかな?
たかが6mmとは言え、こんな、ピッタリフィットする感じのソフトケースにおいて、6mmってけっこう大きいんじゃないか。
使えないかもしれない
アマゾンレビューの中に、『少し大きめのEX-ZR1600も入った。』という声があり、「EX-ZR1600」の厚みは、調べたところ「3.36cm」で、だったら私のXQ2(3.33cm)もイケるんじゃないかと思え、この情報が唯一の希望ではありました。
ただ、レビューが「ちょうど良かった」等ではなく「入った」というギリギリ感を感じさせる表現であることから、入ったとしても余裕は無いんだろうなと想像できました。
もしかしたら、ビッチビチで、実用に耐えないかもしれない。
……このケース、950円もするのに、もし使えないなんてことになったらイヤだな。
でも、だからといって他のケースにするほどの決定的なダメさがあるわけではない。うまく使えるかもしれない可能性に賭けてみたい気はする。
使えないときの想定
そこで私は、もしサイズが合わず使えなくても「別のを買えば良かった」と後悔しないよう、カメラケースとして使えなかった場合の用途を考えておくことにしました。
……これ、何に使えるかな。そうだ、口紅とかリップとかを入れるポーチのサイズにちょうど良いかも。
よし、カメラケースとして使えなかった場合は、バッグ内の化粧品を収納するポーチとして使おう。
入れてみた
↑……と、そこまで最悪想定をして購入したカメラケース。果たして、うまく入るのか……!
そっとチャックを閉めていくと……。
↑あっ! ……一応、チャックは閉められたぞ!!
↑横から見ると! レンズの出っ張った部分が膨らんではいるけど!! そこまでピチピチでもない! これなら普通に使えそうだ!! ウォーー!! 良かった!!
というわけで、一番の懸念点だった厚み問題も、なんとかクリアしたのでした!
バッグの中に入れてみた
↑早速、バッグの中に入れてみたらこんな感じ! 狭いバッグ内部にコンパクトに収まっています。
↑写真撮影をする際は、カメラの出し入れが頻繁になるため、カメラケースのチャックを大きく開けたまま使おうと思っていました。
それを実際に試してみたところ、うん、思っていた通りの使い心地! 使いやすい! スポッと取り出せて、スポッとしまえる!
ポケットも便利
↑「ポケット付き」というのは私のこだわりポイントだったわけですが、やっぱりこれ便利! SDカードやバッテリーがしまえるのは嬉しい!
SDカードやバッテリーのたぐいって、小さくて薄くて、バッグの中で紛失しそうでいつも神経を使ってきたんですよね。
でも、それをこのカメラケースにしまえるなら、わかりやすくてありがたい!
ネックストラップ
↑あと、このケースにはネックストラップが付属しています。
↑ケースの角に空いている穴に内側からヒモを通すと……。
↑こんな風に、ケースに入れたカメラを首からぶらさげたまま使うことができます。
気に入った
……と、こんな感じで、ほぼ理想通り、思い描いていた通りの使い心地で、今後、バリバリ活用していけそうです!
バッグの中で邪魔にならず、カメラを保護できて、サッと取り出しやすく、スポッとしまえる。
私のニーズを過不足なく満たしてくれるカメラケースに出会えたと思います!
これから、外出時には必ず携行したいと思います!