先日、明治R1ヨーグルトを継続して食べたいが高価なので週一回のお楽しみにすると書きました。↓
しかし、あれからまた色々調べてみたところ、世の中には、「ヨーグルトメーカー」なる器具を使って市販のヨーグルトを増やして食べている方々がいらっしゃると判明。
R1ヨーグルトもその対象になっている場合が多いようなのです。
作り方は、牛乳1Lに「R1ヨーグルト」一個を入れ、よく混ぜたらヨーグルトメーカーにセットし、8~10時間放置するというもの。
すると、1Lの牛乳がすべてヨーグルトになるというのです。
ヨーグルトメーカー
ヨーグルトメーカーというのは、平たく言えば保温器で、ヨーグルトの乳酸菌が活動しやすい温度(40度~)で「牛乳+ヨーグルト」を長時間一定に保つことで全体を発酵させ「ヨーグルト」に変化させる仕組みのもの。
なるほど。私が今管理しているぬか床も、「生ぬか」に「(野菜、米麹の)乳酸菌」を加えて発酵させたらできあがったんだから、「牛乳にヨーグルト(の乳酸菌)を混ぜて発酵させたら全部がヨーグルトになる」という理屈も腑に落ちます。
安い
そして、ヨーグルトメーカーでR1を量産できれば、かなり安くあげられることも判明。
・R1が一個(112g)130円
・牛乳1L(約1kg)が200円
と仮定して、
・130円+200円=330円
でR1が約1.1kg食べられることになります。
普通にR1を約1.1kg分購入しようとしたら、130円×10個=1300円かかります。
1300円かかるところを330円で済ませられるんだから、かなり得だ。出費を1/4に抑えられる。
これなら、毎日R1摂取生活も夢ではない。
もしR1に飽きたとしても、ヨーグルト自体は今後も毎日食べ続けるつもりだし、他のヨーグルトも増産できるんだから、ヨーグルトメーカーというのを買って損をするということもないだろう。
……というわけで、ヨーグルトメーカー購入に踏み切ることにしました。
ヨーグルトメーカー選び
ヨーグルトメーカー購入を決めたまでは良かったのですが、迷ったのは、どのヨーグルトメーカーを買うかということ。
ヨーグルトメーカーには大きく二種類あります。一つは牛乳パック型。もう一つは容器型。
牛乳パック型
牛乳パック型は、買ってきた牛乳の口を開け、そこにヨーグルトを入れて振って混ぜ、牛乳パックごとヨーグルトメーカーにセットするもの。↓
↑これのメリットは、
・容器を別途用意する必要がない
・容器の消毒がいらない
・本体価格が安い(約3000円)
ということで、「買ってきた牛乳パックのままセットできる」という簡便さに惹かれたのですが、一点、ど~~~~~うしても気になるデメリットがありました。それが、
・牛乳パックにヨーグルトをそのまま入れると溢れるため、最初に牛乳を100mlほど取りのけねばならない。
という点。
捨てる牛乳がもったいない
私は牛乳を飲まないので、よけた牛乳はそのまま捨てるしかありません。
これが、考えるだにもったいなくて、「牛乳パック型」に二の足を踏む最大の原因となりました。
牛乳パック上部が温められにくい?
また、レビューの中に、『上の方は温度が低いのかちょい緩めのできあがりになります』(*1)というものがあり、本体に覆われていない牛乳パック上部が温められにくく、仕上がりが安定しないかもしれないという懸念も頭をよぎりました。(引用*1amazonレビュー)
容器型
続いて容器型は、付属の容器に牛乳を注ぎ、ヨーグルトを入れて混ぜ、ヨーグルトメーカーにセットするもの。↓
↑こちらは、牛乳パック型に比べ、最初にデメリットの方が気になりました。それは、
・ヨーグルトを作る前に容器を消毒しなければいけない。
ということ。
お湯を沸かすのが面倒
容器の消毒といえば、たとえば先日甘夏ジャムを作ったときもガラス瓶を煮沸消毒したわけですが、ああいう作業をヨーグルト作りのたびにしなければならないとなるとハードルが上がります。
お湯が沸騰してしまいさえすればそれを容器にかけたりすることはそこまで面倒ではないのですが、お湯を沸かすのが面倒。光熱費もかかるし。
電子レンジで消毒
……と思っていたのですが、ネット上で確認できる取扱説明書(pdfファイル)をチェックしてみたところ、なんと、容器の消毒は電子レンジを使ってできるようになっているらしいのです!
(画像出典:ヨーグルティアS取扱説明書)↑このとおり、容器の底が隠れるくらいの水を張ったら、付属のスプーンを入れて内ブタをのせ、電子レンジで1分30秒加熱。
それだけで消毒完了とのことで、うわあ、なんと画期的!
その方法だったら続けられそうだと思え、「容器消毒の必要性」がデメリットにも感じなくなりました。
牛乳を捨てなくて良い
最大のデメリットがなくなれば、あとはメリットが色々と浮かびました。
まず一番大きいのは牛乳を捨てなくて良いということです。
内容器の容量は「1200ml」あるので、「牛乳1L+ヨーグルト110g」を入れてもあふれません。
牛乳を、余すところなくせいせいと使える。これは魅力です。
固形ヨーグルトが混ぜやすい
また、牛乳パック型だと、牛乳にヨーグルトを混ぜる手段が
・牛乳パックを振る
・柄の極端に長いスプーンで混ぜる
しかなく、それでうまく全体を混ぜるために「ドリンクタイプのヨーグルト」を使うことを推奨している人がレビューに多かったです。
しかし! 私の使いたい「人工甘味料無添加のR1」は、固形タイプのみの販売なのです。
容器型の場合、「牛乳+ヨーグルト」を入れる内容器の高さ(フタ含まず)は「12㎝」とのことで、普通のスプーンでも十分に底まで届き、よく混ぜることができそうです。
固形タイプのヨーグルトを牛乳にうまく混ぜたいなら、容器型の方が適しているだろうと思いました。
できあがりの安定性
ヨーグルト作りの失敗率が低そうなのも魅力に感じました。
牛乳パック型のレビューにたまにある「うまく固まらなかった」等の声が、容器型には見当たらなかったのです。
内容器の高さぴったりの本体(保温器)でムラ無く温めるので、発酵がうまくいきやすいのでしょう。
節約を目的にヨーグルトメーカーを買おうというのに、もし失敗したら、ヨーグルトと牛乳代が無駄になってかえって高くつきます。
そういう不安が少ないというのは、ヨーグルトメーカーとして「基本中の基本」に思えました。
価格は高い
最後まで躊躇の原因となったのはその価格。税込1万800円もするのです。
失敗できない価格です。挫折できないというプレッシャーもかかります。
しかしやはり、安物買いの銭失いになるよりは、最初から、少しくらい高くても確実なものを買っておいた方が後悔が少ないだろう。
容器型を買う
ということで!! メリット、デメリットを様々に考えた結果、私は容器型のヨーグルトメーカー、その中でも評判の高かったタニカの「ヨーグルティアS」を買うことにしました!!
ヨーグルトメーカーを買うことになるなんて、少し前までは想像もしていませんでしたが、毎日ヨーグルトを食べるならヨーグルトメーカーで作った方がお得ですよね。
製品が届いたら、牛乳と「R1」を買ってきて、早速作ってみたいと思います!!
使用レビューはその際にまた改めて書きたいと思います。
楽しみだなあ!
(追記:その後、ヨーグルトメーカーが届いたので、無脂肪牛乳とR1でヨーグルトを作ってみました!↓)