↑十年以上前に自然食品店の購入時おまけで初めていただいて以来、気に入って、その後も別途購入したりして数を増やしながら使い続けてきた
森修焼は、鉛、カドニウムなどの有害物質を一切含んでいない安全性の高い陶器で、使っていて安心感がありますし、手触りも滑らかでサイズ感も良く、食器として優秀なのですが、使う頻度が高いせいもあるのか、ヒビや欠けが目立つようになってきてしまいました。
ヒビ、欠け
↑こちら、黒いスジが入っていますが、これはヒビで、放っておくとこの線がどんどん伸び、しまいには器を分断するような線となってそこから食器が真っ二つに割れます。
↑こちらは、小鉢のフチが欠けたところに、シリコン素材の接着剤(UHUマックスリペア)を充填して埋めたもの。
埋めた当初は透明だった接着剤も、何度も洗ったりしているうちに徐々に黄ばんできてしまって、実用に問題はないものの、見た目的に気になる感じになってきてしまっています。
新しい小鉢が欲しい
やっぱり、食器は、ヒビも欠けもない見た目のものが、使っていて気分が良いです。
ヒビや欠けがあっても、使えるうちは使っていきますが、もう少し数が欲しいと思っていたところでもあるし、この際、ちょっと多めに新しく小鉢を買い足したいな!
ということで、食器選びの好きな母が選定に乗り出し、最終決定したのがこちら!↓
サイズが求めているものに近かったことと、口コミレビューの良さ、母が元々ナルミの食器が好きであること、そしてなんと5個で2772円という安さ!! が決め手になったとのこと。
(同じプチボウル5点セットで、ギフトラッピング済みのものとそうでないものがあったのですが、なぜかギフトラッピング済みのものの方が1000円ほど安かったため、そちらを購入しました。)
ナルミのシルキーホワイト小鉢セット
↑到着!
↑NARUMIのオリジナル包装紙でラッピングされています。
↑箱を開けると、鮮やかな水色のケースがお目見え!
↑可愛いターコイズブルーのケースです!
↑ケースの中には、一つずつ袋に入れられた小鉢が、緩衝材の紙を間に挟んで5個重ねられていました。
↑すべて出してみました。ツヤツヤで綺麗!
小ぶりで深さがある
↑こちら、直径11cm、高さは5.2㎝で、ころんと小ぶりだけれどちょっと深さがあって、副菜を食卓にたくさん並べたいときにちょうど良いサイズ。
↑手のひらにしっくり収まります。
↑5個、すっきりと重ねることができます。
シルキーホワイトシリーズ
↑フチの波形が優美。表面には野に咲く小花が浮き彫りされており、上品な可愛さがあります。
こちら、1977年発売開始のロングセラー、「シルキーホワイト」というシリーズの器で、グッドデザイン賞・ロングライフデザイン賞を受賞したというだけあり(*1)、シンプルな機能性とデザイン性が両立しているのが良いです。(参考*1:ナルミ公式サイト)
ボーンチャイナ
↑そして、この小鉢の大きな特徴は、ボーンチャイナであるということ。
ボーンチャイナは原料に牛の骨灰が含まれた磁器のことで、
通常の白磁に比べ二倍の強度を持つ
薄くて丈夫
優れた透光性がある
表面に滑らかな艶がある
等の特性があり、成形と焼成が難しいことから高価になりやすいのだとか。(参考:ボーンチャイナと磁器の違い、ナルミ公式サイト)
ボーンチャイナといえばウェッジウッドですが、この小鉢にも確かにウェッジウッドのような
↑ちなみに、ナルミのインドネシア工場での製造品になります(このシールは剥がせます)。
使ってみた
早速! この小鉢におかずを盛り付けてみました!↓
↑ちょこちょこっと、ちょうど良い量で盛り付けられるし、見た目も小綺麗!(おかずの内容は、手前からきんぴらごぼう、レンコンのきんぴら、白花豆サラダ、ゆでいんげん)
↑メロンを盛り付けると、デザートの雰囲気に早変わり。クセのないデザインなのでどんな食材にも対応してくれます。
気に入った
真っ白、ツルツルで、整然とした雰囲気の小鉢が食卓に並ぶと、それだけで華やかだし、食事が美味しそうに見えます。
それまでヒビや欠けの入った小鉢で食べていたため、余計に嬉しかったです。
こんなに上質な小鉢なのに、5個セットで3000円しないというのが本当にすごい。気に入って、その後、このセットをもう一つ追加で購入してしまいました(笑)。
ただ、本当にツルッツルなので、食器洗いのときに思わず滑り落としてしまいそうになるときがあり、そこだけは注意点だと思うのですが、総合的にとても良い品だと思います。
今後も長く使っていけたら良いなと思います!