↑この、ムソーの有機JAS認定取得こんにゃく(広島県産 有機
有機のこんにゃくなんて買ったことがなかったため、母が、「どんなものかぜひ食べてみたい」と購入してみたものなのですが……。
↑このこんにゃく、「あく抜き不要」って書いてあるんですよね!
「あく抜き不要」と言われてもあく抜きしてきた
基本的にこんにゃくって「あく抜きが必要」なものだと思いますが、こうして、「あく抜き不要」と明記してあるこんにゃくにもたまに出会うことがあります。↓
↑たとえばこの、「らでぃっしゅぼーや」(野菜宅配)のお試しセットに入っていたこんにゃく。これも、「あく抜き不要です」と書いてありました。
ちょっと原材料や製法にこだわった感じのこんにゃくが「あく抜き不要」を
本当にあく抜きしなかったらどうなるのか
でも、「あく抜き不要」と書かれていて、本当にあく抜きしないでも美味しいのなら、あく抜きなんかしたくないよね??
下ゆでするための光熱費がかからないし、楽だし。
だったらちょっと一度、本当にあく抜きしないで食べてみようか?? という話になり、試してみることにしました。
そもそもこんにゃくの「あく」とは何か
それにしても、今まで深く考えたことがなかったのですが、こんにゃくの「あく」とは何か。そして、あく抜きが必要なこんにゃくとあく抜き不要のこんにゃくの違いは何か。
調べたところ、こんにゃくのアクの正体は以下の二種。
1.こんにゃくを固める凝固剤(消石灰(水酸化カルシウム))のエグみ・臭み
2.こんにゃく芋に含まれるアク成分
あく抜き不要のこんにゃくを作るための2点
そして、このアクが少ない(あく抜き不要の)こんにゃくを製造するために必要なポイントは以下の二点。
1.凝固剤にホタテ貝の貝殻焼成カルシウムを使う(臭みが大幅低減)
2.こんにゃくを作る工程の中で、固めたこんにゃくを熱湯でゆでる(
補足:あく抜きが必要なこんにゃくの製法
ちなみに、一般的な、あく抜きが必要なこんにゃくは「
ムソーのこんにゃくは2点クリア
↑今回購入した有機こんにゃくは、凝固剤にホタテの貝殻焼成カルシウム使用で、缶蒸し製法であるため、あく抜き不要で良いらしい。
原材料
↑原材料はこちら。
水洗いのみ
↑というわけで、早速このこんにゃくを夕飯の豚汁に使ってみます! 指示通り、サッと水洗い!
↑薄切りにして……。
↑他の材料を煮ている鍋へそのまま入れる!
↑完成!
食べてみた
↑さて、あく抜きしていないこんにゃく……。本当に大丈夫なのか??
と思いつつ食べてみたところ……。
ん?? これは……。
全然、臭みがない!! プリプリ美味しい!!
普通に、下ゆでしたときと同じように、臭くなく、美味しいこんにゃくに仕上がっていました。
あらっ。これだったら、これからは「あく抜き不要」って書いてあったら本当にそのまま使って良さそうだな!!
今後はそのまま使う
今回、勇気を出して「あく抜き不要」こんにゃくを本当にあく抜きせず使ってみて良かったです。信じていなかったのですが、大丈夫そうだということがわかりました。
製造工程であく抜きされているのですから、家庭でわざわざさらにあく抜きすることもなかったということなんですね。
「あく抜き不要」こんにゃくは、今後は水洗いだけで使っていこうと思います。光熱費と手間を節減できて嬉しい!