パンを作ろうと思って、材料を計量し始めたところ、強力粉の重さを量り終えた時点ではかりのデジタル表示がプツンと消えました。
あらっ。こんなタイミングで電池切れ? 早く作りたいんだけどなあ~。と思いながらも電池を交換。しかし張り切ってスイッチオンすると、一瞬数字が表示されたのち、またすぐ消えてしまいます。
あらっ!! どうしたんだろう、電池のプラスマイナスを間違えて入れたかな? いや、ちゃんと入ってる……。だったら電池メーカーの相性の問題? いや、別メーカーのに替えてもつかない……。
故障?
え、これってもしかして……。故障??
エーッ! デジタルはかりが故障することなんてあるんだ!
もう、かなりの年数愛用してきたはかりでした。壊れることがあるなんて想像できないくらい、順調に使えていたのに……。
まだ量っていない材料があり、どうしようと思いましたが、「水と油」は計量カップと小さじ、「塩、粗糖、ドライイースト」はホームベーカリーに付属の計量スプーンで量って、なんとか事なきを得ました。
ふう、やれやれ。故障したのが強力粉を量った後で良かったぜ。
コーヒー豆が量れない
……と一汗ぬぐったのも束の間。
パンが焼き上がり、せっかくだからコーヒーを淹れようと豆を取り出したまでは良かったものの、そこではたと手が止まりました。
豆のグラムが量れない!
おっとこれは困った。コーヒー豆は計量スプーンじゃ量れないし……。コーヒーメジャースプーンでもあれば良かったんだけど……。
しかしそこで母から一声がかかりました。
「確か棚の上の方に捨てるに捨てられなかった台はかりがあったはずだけど……」
台はかり……それだ!
台はかりでコーヒー豆を量る
↑あったあった! 昔懐かしい台はかり! 最小計量は5gであんまり繊細なものは量れないけれど、コーヒー豆を20g量るのには十分だぜ!
このはかりのおかげで、無事コーヒー豆を量って淹れることができました。
いざというときのアナログ
↑幾多の苦難を乗り越えてたどりついたカフェタイム……。手作り食パン(創健社の無添加苺ジャムのせ)とコーヒー(地元のコーヒー店で買った有機栽培コーヒー豆使用)。美味しかったです。
それにしてもいざというときアナログは強いですねえ! 今回使った台はかりは大事に保管しておこうと思います。