2013年7月24日放送の「孤独のグルメ」というテレビ番組で静岡県河津町の「わさび丼」が取り上げられるとのことで、母の出身地が静岡県なこともあり、「これはぜひ見たい」と楽しみに録画しておいたのですが。
見てみたら、この「わさび丼」が……美味しそうなんです!
(画像出典:2013年7月24日放映 テレビ東京 孤独のグルメ)
↑白ご飯にかつお節をかけ、そこにおろしたての本生わさびをのせ、醤油を回しかけ、混ぜて食べる。
とても日本的で、シンプルゆえに味わい深く美味しそうーー!
これ食べてみたいね、うちでもやってみたいねという話になりました。
本わさびが食べたい
しかし近くのスーパーには、生のわさびとしては「本わさび」(沢で栽培)は無く、「山わさび」(畑で栽培)しか売られていません。
山わさびは、本わさびとは色も風味も違います。
山わさびではなく、本わさびのわさび丼が食べてみたい。
そしたら、取り寄せるしかなくない……?
というわけで……。
クール便にて
↑取り寄せてみましたっ!! 生わさび!! クール便で到着。
↑注文したのは、わさびをおろすのに使う鮫皮おろしと……。
↑3Lの特大生わさび!!(その他、「わさびのり」、「わさびの茎の三杯酢漬け」)
↑ついに本わさびが我が家に!
↑実物を見るのは初めて! 触るのも初めて! 静岡からようこそおいでませ!
わさび丼作り
さて、いよいよわさび丼作りです。白飯を炊き、かつおぶしと醤油を用意しておきます。
↑わさびはさっと洗ってから茎を取り……。
↑鮫皮おろしで円を描くようにゴリゴリおろす! なんて綺麗な緑なんでしょう!
まずこのわさびをちょっと味見……。わあ、とっても清々しい良い香り! そしてみずみずしい!
チューブわさびは少量でも鼻にツンときますが、驚くことに、これはツンときません。
わさびの辛みはあるけれど、食べやすい! 甘みすら感じます。
ご飯の上にわさびをのせる!
↑それでは早速!! よそった白飯の上にかつおぶしをかけ、その上におろしたわさびをのせていく!
↑しょうゆをまわしかけ……。
↑いただきます!
美味い!
もぐもぐ……。む……こ、これは、ウマーイ!!
とても美味しいです! まず白ご飯にしょうゆをかけただけでも美味しいのに、そこにかつおぶしをかけ、生わさびをトッピングするなんて、美味しさが輪に輪をかけています!
味わいがとっても高級なんです。どこかの料亭の会席料理で、最後のご飯ものとして出てきそうな感じなのです。
ご飯に、かつおぶしに、日本原産のわさびと醤油! とても日本らしい! シンプル&至高!
おろしたての本生わさびは全然ツンとこなくて、爽やか。
ドラマ「孤独のグルメ」で、主人公が思わずおかわりしたのもわかります。とってもご飯がすすむ~!
追記:新鮮な本生わさびはツンとこないのですが、その後、日が経つにつれどんどん辛みが増して鼻にくるようになります(まさにチューブわさびのように)。
わさび丼にするならなるべく採れたての新鮮な本生わさびを使うようにした方が良いです。
わさびのり、三杯酢漬け
↑わさびのりと、
↑わさびの茎の三杯酢漬け。
↑小鉢に少量よそって、わさび丼とともに食べます。こちらも美味しい~! 良い箸休めです。
わさびのりは、甘めの海苔の佃煮。ピリッとわさびを感じます。
三杯酢漬けは、シャキシャキとしたわさびの茎が甘酸っぱい三杯酢に漬けられたもの。
どちらも無添加ですよっ! 安心して食べられます。
↑「わさびのり」の原材料。
↑「わさびの茎の三杯酢漬け」の原材料。
大ヒット
わさび丼、私の中で大ヒットでした~! おろしたての本わさびって美味しいんですね!!
三合炊いた白飯を、母と二人で全部食べ尽くしてしまいましたよ~!
わさびって面白いですよね。見た目は根菜類のような感じで、固く、とても生で食べられるような雰囲気ではないのに、皮ごとすりおろすとこんなに美味しいだなんて。
香辛料というよりも一つの食材としてとらえたいくらいです。
鮫皮おろしがわさびおろしに最適
あと、わさびをクリーミーにすりおろしたいなら鮫皮おろしが必要と聞いて、今回買ってみたわけですが、これ、本当にわさびをうまくおろせますね。
↑鮫の皮ってこんなにぶつぶつゴツゴツしているんですね。鮫の皮でわさびをおろそうだなんて、一体最初に誰が思いついたんですか? 天才すぎます。
今回買った3Lわさびは、大きくて、今後色々と楽しめそうです。おすすめ!
(追記:残った本わさびでわさび蕎麦を作ってみました!)