先日、圧力鍋(アサヒ軽金属のスーパー活力なべ)でいつものように玄米を炊いたところ、フタ内側パッキンの調子が悪く、蒸気がシューシューとダダ漏れになり、どうしようと思いながらも加熱し続けた結果、炊きあがった玄米の底を盛大に焦がしました。↓
↑鍋底もご覧の通り。こんな風に圧力鍋の底を焦がしたのは初めてです。
鍋焦げ落とし
水にしばらく浸けてから台所用スポンジでこすってみましたが、スポンジが黒くなっただけで、当然のようにゴベゴベの焦げはまったく取れません。
たわしでこすってもダメ。
鍋の焦げって良い落とし方があるのかな? と思ってネットで調べ、見つけた方法を片っ端から実行しました。
重曹
↑まずは重曹を使った方法。鍋に水200mlを入れ、重曹大さじ1を加えて沸騰させ、そのままフタをして10分間沸騰させ続けます。
10分経てば火からおろし、そのまま一日放置。その後、鍋を洗うと焦げが落ちる……ということだったのですが、焦げ付き方が頑固すぎるせいか期待したような効果は得られず。
それでも少しはマシになったのですが、鍋底は焦げ焦げのまま……。
この重曹落としをその後2回やりましたが、結果は変わりませんでした。
酢
次にやったのがお酢を使った方法。
重曹と同じように、水に酢を入れて沸騰させ……とネット情報にはありましたが、酢の濃度が高い方が効果が得られるかもしれないと思い、酢の原液を200mlほど鍋に入れて沸騰させてみました。
そして翌日、鍋の酢を捨ててスポンジでこすったのですが、あまり焦げは取れない……。
ドライヤー
最後に試したのはドライヤー法。
焦げを、ドライヤーでものすごく乾かしてからこすると焦げが落ちるというものです。
早速、焦げ部分にドライヤーをじっくりとかけます。
熱々になったところを、割り箸でガジガジこすってみると……。
……少し、焦げが剥がれました。
う~ん。ドライヤー法、なかなか頑張ってる。
ということでこの方法も二回実践。
限界
重曹、酢、ドライヤーで頑張りに頑張った結果、もうこれ以上は取れない!というところまでいった鍋の様子がこちら。↓
↑最初よりはだいぶマシになりました。
残った焦げを完全に落とすには金属たわし(ナイロンたわし)のようなものでこするしか方法はないような気がしますが、鍋を傷つけたくないため、それはなるべく避けたいところ。
私としては、この状態で完了としたい。
ただ、指で触ると、黒い部分にはザラザラとした感触があります。その他の金属部分のツルッとした感じとは違います。
このまま玄米を炊いたときに、そのザラザラした部分が呼び水となって再び焦げが発生しないか? それが心配です。
とりあえず次回、この鍋で玄米を炊いてみます!
うまく炊けると良いなあ。
追記:炊いてみた
先日、圧力鍋を焦がして、重曹、酢、ドライヤーを使って限界まで焦げを落としました。↓
↑まだ黒い部分は残っており、触ればザラザラしますが、鍋に傷をつけたくないので金属・ナイロンたわしは使わず済ませたい。
問題は、この状態でうまく玄米が炊けるか? ということ。炊けるのなら焦げ落とし完了ということにしよう……ということで、実際に玄米を炊いてみました!
果たして…
炊きあがった玄米の底にしゃもじを入れ、ご飯を持ち上げてみると……。↓
↑……ん? ……どうやら、焦げ付いてはいないようだ……。
↑何ともないな……。
↑最終的に、何の焦げ付きも引っかかりもなく、炊きあがった玄米ご飯をすべて鍋から取り出すことができました。
もう、鍋底の黒い部分は鍋と一体化してしまっているような雰囲気です。
黒い部分が気にならないわけではないのですが、現時点ではとりあえずこれで良いかなと思います。玄米が炊けるならそれでいいや!
そのうち、やる気が出たら、黒い部分をもっと取り去れないか、もうちょっと頑張ってみたいと思います。
一年半後追記:自然に焦げが取れていった
鍋焦げ事件から一年半。
焦げが完璧には取れないまま鍋を使い続けていたら、そのうち、自然に焦げが取れていきました。↓
↑最終的にはここまで綺麗に。……つまり、一年半の間に、玄米ご飯と一緒に少しずつ焦げを食べてしまったのかもしれません(汗)。
結果として、焦げをだいぶ綺麗にできて良かったです。(でもその後、また鍋を焦がしてしまいました……。せっかく綺麗になってきていたのに。涙)