↑切れ味鋭いパン切り包丁(GLOBAL-IST)を買って以来、それまで三年くらい台所の片隅に放置されていたホームベーカリーを引っ張り出し、よく食パンを焼くようになりました。
久しぶりの食パン作りにおいて、それまでとは材料に変更を加えています。
具体的には、食パンに入れる油脂を紅花油からバターにしてみています。
憧れ
ホームベーカリーを2004年に購入してからずっと、私は食パンのレシピにある「バター」を「紅花油」に置き換えて作ってきました。↓
↑紅花油を使っても、ふわふわに美味しくは焼けるのです。ただやはり、香りがあっさりしている。
香りがあっさりしていても支障はなく、十分満足できるレベルの食パンにはなるのですが、バターを使った食パンにずっと憧れがあったんですよね。
今までは健康の方を重視してきたので紅花油を続行してきましたが、今回、美味しさを重視してみたくなって、バター入り食パンを試すことにしました。
体に良いバター
健康よりも美味しさ重視でバター。しかしながら、その中でも、できるだけ健康的なものを使いたいということで、選んだのがこちら。↓
↑酪農家限定バター。
↑原材料はこちら。長野県安曇野地区で、非遺伝子組み換え飼料により育てられた乳牛の生乳(低温殺菌)を使用。
驚くのは、食塩が沖縄県産海塩ということ。
有塩バターは数あれど、使われている「食塩」がはっきり「海塩」(精製塩ではない)と明記されているものってかなり珍しいんじゃないでしょうか。
それだけで、だいぶ意識が高いというか、自然派バターなんだなということが伝わってきます。
↑フタを開けるとこんな感じ。見た目がアイスクリームみたいです。バターの、ミルク感あふれる良い香りがします。
バター入り食パン
そして! このバターを食パンに入れて焼いてみたところ……。
↑うん、やっぱり香りが良い。いつまでもクンクン嗅いでいたくなるような、甘い香りがします。
トーストパンに塗る
バター入り食パンをトーストにしてみました。↓
↑トーストにはいつも創健社のべに花マーガリンを塗っていたのですが、長らくトーストパンを食べていなかったため冷蔵庫にマーガリンの在庫が無く、ならば……! ということでバターを塗ってみました。
……私、家で焼いたトーストにバターを塗るのって、記憶にある限りでは生まれて初めてです。
一体どんな味なのか!! いただきます!
パクッと食べてみると……。
あっ。おやっ? 意外とクドくない。軽くて美味しい!
バターというとすごく濃厚なイメージがありますが、この「酪農家限定バター」はサラッとした風味で、胸焼けせず食べられます。
ハマる予感
脂肪分は摂らないに越したことはないので、使用は最低限にしようと思いますが、今後しばらく「バター入り食パン」、「バターを塗ったトースト」に凝ってしまいそうです。
2021年追記:上記「酪農家限定バター」は、現在は「地球屋プレミアム 極上有塩バター」という名称で販売されています(酪農家限定であることに変わりはないようです)。
「発酵バター」、「グラスフェッドバター」もラインナップされています。