先日、切れ味抜群でお気に入りのGlobal(グローバル)包丁(牛刀)を買い足しました。↓
↑台所にこの包丁が二本あることが本当に便利で、買って良かったわ~と日々思っている中で、グローバルの他の包丁にも興味が出てきました。
そこで私が目をつけたのがグローバルのパン切り包丁。
パン屋でもらったパン切り包丁
ホームベーカリーを2004年に買って以来13年間、うちでは、スーパーのパン屋さんで購入スタンプと引き換えにもらったパン切り包丁を使ってきました。↓
↑500円購入ごとにスタンプ1個、それを○○個貯めるとパン切り包丁プレゼント! という感じでもらったものです。
ネットで調べたところ、このパン切り包丁は3000円ほどするもので、そう安物というわけでもなく、パン切り包丁として普通に使えるレベルではあります。
しかし……。「切れ味が良い」と思ったことはなく、焼いた当日の柔らかい食パンなんかは特に切りにくい。
包丁を下まで入れて、最後、皮を切るのにもかなり「ギコギコ」しなければいけないし。
まあそれでも、使えないわけではないので使い続けてきましたが、グローバルのパン切り包丁が気になったこの機会に思い切って買い替えても良いかな? という気になりました。
↑けっこう刃こぼれもしてきているし……。
というわけで……。
GLOBAL-IST(グローバル・イスト)のパン切り包丁
↑購入してみましたっ! GLOBAL-IST(グローバル・イスト)のパン切り包丁!!(9900円)
↑ジャーン!! とても立派な、オールステンレスのパン切り包丁です!
グローバルのパン切り包丁二種
スタンダードタイプ
グローバルのパン切り包丁には二種類あって、一つがスタンダードな形(刃先がまっすぐ)のこちら。↓
刃先がカーブしているタイプ
もう一つが、私が今回購入した、普通の包丁のような形をしたこちら(刃先が、切っ先に向かってカーブしている)。↓
グローバル・イストのパン切りにした理由
この両者、どちらを買うか迷いました。
刃渡りだけ見れば、スタンダードタイプの方が2㎝長く、そちらの方が良いなと思いました。
ただ、「グローバル・イスト」というのはグローバルの中でも最新のシリーズで、「エクストラ・エッジ」という新開発の刃つけをしているとのこと。
スタンダードタイプも切れ味は良いんだろうけれど、もっと切れ味が鋭いという「グローバル・イスト」に興味を引かれました。
また、商品説明を読むと、スタンダードタイプは「ハード系(皮が固い)パン」を切るのに適しており、グローバル・イストは「ハード系もいけるがソフト系も切りやすい」とのこと。
普段、うちでハード系のパンは一切食べないので、だったら「グローバル・イスト」の方がうちには向いているのではないかと思えました。
切ってみる
↑そして届いた期待の「グローバル・イスト」パン切り包丁。
早速、パンを切ってみたいと思います!
食パン12枚切りに挑戦
挑戦するのは、「ホームベーカリーで焼き上げてから50分経ち、粗熱がとれた食パンの12枚切り」(食パンカットガイドを使用します)。↓
↑パンに刃を入れると……おっ? 刃が滑らず、皮にスッと入る!
これ、前はもう少しギコギコやらないと刃が入らなかったんだよね。
パンの中間部分も、包丁を前後に動かす回数が以前より少なく下に切り進められます。
一番違いを感じたのは、包丁を一番下まで入れてパンの皮(耳)を切るとき。ギコギコしなくてもスパッと切れる!
焼いたその日のパンは柔らかくて、前の包丁だと12枚切りするのは無理だったのですが、「グローバル・イスト」だといける!
最後が最難関
しかし、パンが厚いうちはまだ切りやすいから良いのです。
問題は、ラストですよ! ラスト、薄くなったパンをさらに薄く二分割するのが難しいのだ!!↓
↑さすがにこの段階に来ると、「グローバル・イスト」でも楽勝とはいかない。
↑でもなんとか下まで切った! そして……。
↑できた! 12枚切り×9枚!
焼きたてのパンを12枚切りできるとは感激です! パン食の幅が広がりそうです!
二倍は切りやすい
前のパン切り包丁が3000円、この「グローバル・イスト」が9900円で、約三倍の価格差があるので、三倍切りやすかったら良いなと思っていたのですが、前の包丁もそこまで「切れない」包丁ではなかったので、感覚として、切りやすさの差として「三倍」とまでは感じませんでした。
けれど、確実に二倍は切りやすい。
これからパンを切る回数を重ねていくにつれ、この「二倍切りやすいことのありがたみ」が自分の中でより強く感じられていくんじゃないかと思います。
食パンを切るのって、毎回、地味にストレスでしたから。短い作業ではあるんだけれど、できれば避けたい、面倒な仕事。
その面倒さが減ったことは、パン作りにおいて大きなことです。食パンを焼く機会が増えそうです。
先に買ったグローバルの包丁(牛刀)は15年経っても切れ味が変わらなかったので、このパン切り包丁もいつまでも切れ味鋭いままだと思います。
これからどんどん使い込んでいこうと思います!
追記:サンドイッチがすごく切りやすい
↑後日、「グローバル・イスト」パン切り包丁でサンドイッチを切ったところ、スパーン!! と切れました。
↑綺麗な断面です。サンドイッチ切りにはかなりの威力を発揮することがわかりました。