↑母と協力して、かなり久しぶりに、筑前煮を大鍋いっぱいに作りました。
↑作ったその日は多めに食べて、残りは小分けにして常備菜として冷凍保存したいねという話になったのですが、筑前煮を冷凍保存するにあたって不安な点が一つ……。
こんにゃくって冷凍保存できるの?
↑それは、このこんにゃく!!
ちょっと調べたところ、こんにゃくは水分が多く含まれているため冷凍保存に適さない(*1)というのです。
冷凍して解凍すると、水分が流れ出てしまって縮んだゴムのような食感になってしまう(*2)とのこと。(参考・引用*1*2:生協宅配パルシステム)
う゛~~~~ん……。
せっかくのこんにゃくが食べられないようなものになってしまっては残念だなあ……。でも、一度やってみないことには何とも言えない部分もあるなあ……。
と、迷った結果、まあ、ゴムのようになったとしても、食べられないというほどではないだろうということで、こんにゃくごと冷凍保存してみることにしました。
小分け冷凍→解凍
↑早速、筑前煮を一食分ずつ小分けにしてラップでくるみ、ジップロックに入れた上で冷凍保存します。
↑五日後、冷凍庫から取り出しました。おかずとして食べるために解凍します。
↑電子レンジで解凍して小鉢に盛り付けました。
冷凍から解凍したこんにゃくを食べてみる
↑さあ! これが問題のこんにゃくだ!! 一体どんな風になっちゃってるんだろう??
おそるおそる口に入れ、噛んでみると、「あ、ちょっと固い」と思う間もなく、こんにゃくから筑前煮の汁が飛びました。
こんにゃくに染みていた筑前煮の汁が、噛む圧力によってこんにゃく内に保持しきれなくなり、飛び出したようでした。
水分保持能力が失われる
冷凍前はこんにゃくらしいしなやかさがあり、プルンプルンして噛んだところで汁気が外に出ることはなかったのですが、冷凍して解凍すると、水分保持能力が失われて固くなり、押せば中の汁気が出てしまうような状態になってしまうようでした。
食感は悪くない
でも、意外と、食感としては悪くはなく、単なるちょっと固いこんにゃくくらいな感じで食べられます。
ナタデココの食感に通じているかもしれません。
ああ~、こんな感じなのか。これなら全然許容範囲だと思いました。
確かに冷凍前の方がプリプリで美味しくはあるのですが、冷凍保存を諦めるほどではないといいますか。
やはり、冷凍できるといつでも食べられて便利なので、今後も、筑前煮をたくさん作ったときは冷凍保存していこうと思います。
おまけ:里芋の解凍後は?
↑ちなみに、こんにゃくの他に、解凍後の様子が心配だったのがこの里芋!!
一般的に、芋類って、冷凍に向かないと思うので。
↑中を割るとこんな感じ。ちょっと繊維感が出ています。
これを食べてみたところ、ちょっと、あの里芋特有のねっとり感はやや失われて、サラサラした食感になっていました。
でもこれも、こんにゃく同様、食べられないというほどではない。
結論としてはこちらも許容範囲ということで、うまく解凍するのが難しそうだった食材が二つともまあまあの結果となって良かったです!